3 平成25年度
3.31 2013.11.19 13:30~16:30講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

日時:平成25年11月19日(火)13:30~16:30

場所:上尾市立大石中学校

講師:上尾市教育委員会 指導主事 佐々木 智美

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

 

概要:(1) 公開授業 単元名「地球と宇宙」 中学校第3学年5組

      CST候補者を授業者にして,公開授業を行う。金星の満ち欠けのモデル実験を行い,その記録を分析させる。金星の見え方の変化を地球や太陽の位置関係の変化と関連付けてとらえ,考察できるようにさせる。

(2) 研究協議 参加者 小・中学校教員35名

    

内容:(1) 公開授業

    ・金星の観測結果(画像)から,見え方(形や大きさ)の変化を捉えさせる。

    ・金星が満ち欠けをしたり,大きさが変化したりすることをモデル実験(電球,スチロール球を使用)で検証する。

 ・実験結果を整理し,既習事項(月の満ち欠け)と関連付けて分析し,考察・まとめをさせる。

(2) 研究協議

    <視点1> 課題設定の場面では,生徒に見通しをもたせ,学習意欲を喚起するものになっていたか。

    ・ICT機器を効果的に活用し,前時の振り返り,導入がテンポよく行われていた。

・活動のねらいを明確に提示し,予想・仮説を立て,見通しをもって実験に取り組ませていた。

    <視点2> 体験的,問題解決的な取組が図られていたか。

    ・金星の満ち欠けをモデル実験によって再現し,その変化の様子について体験的に取り扱っていた。既習の内容から自らの予想・仮説を立て,それらを基にして検証を進めていた。

    ・ICT機器を活用し,観察のポイントや検証する対象を具体的に示す工夫が図られていた。

    <視点3> 言語活動の充実が図られていたか。

    ・日ごろの授業実践の成果が,生徒の活動にしっかりと表れていた。実験結果のまとめでは,小グループによる結果の整理,考察が行われ自力解決につなげていた。

・思考の変容を見取る手立てとして,一枚ポートフォリオ評価を活用し,各時間の活動のまとめを行った。生徒自らの言葉で授業のまとめや振り返りを行い,表現力を養っていた。

(3) 指導講評

    ・授業の柱立て,具体的な目標タイムを設定しながら,活動の見通しを持たせる工夫をしていた。構造的な板書により,学習の内容が明確に示されていた。

   ・小・中の連携,学習の系統性について指導を行った。しっかりとした生徒の実態分析を行い,適切な指導観をもって授業の構成を行うことができていた。既習事項を基に学習の積み重ねがしっかりと行われていた。 

 

(文責:佐々木 智美)

 

講座「CST実践力向上研修会(実技研究会)」実施報告

 

日時:平成26年1月22日(水)13:30~16:30

場所:上尾市立大石中学校

講師:上尾市教育委員会 指導主事 佐々木 智美

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

 

概要:(1) 実験・実習 参加者 小・中学校教員35名

CST候補者を指導者として,「水素と酸素の化合装置」のものづくりを行う。

    (2) 研究協議

      協議題「理科の授業における観察・実感活動を充実させる取組事例について」

 

内容:(1) 実験・実習

     塩化ビニールを用いて,「水素と酸素の化合装置」を作製する。装置に,水素及び酸素の混合気体を注入し,着火装置で化合させ水のできる様子を観察する。混合比を変えることによって,反応の様子(化合時の音の大きさや燃焼の様子),水のでき方等が違う様子を観察する。

(2) 研究協議

  参加者は,事前に課題レポート(自校の授業実践・取組事例について)を作成して,協議会に臨んだ。以下の2つの視点に沿って,持参レポートに基づいたグループ協議を行った。協議内容をまとめて発表し合い,それぞれの成果を確認した。

    <観察・実験を充実させる上で効果のあった取組>

    ・ICT機器を活用し,効果的な資料提示(視覚的に写真資料や動画,資料の拡大)の工夫が行われている。

    ・具体物を使用した観察・実験,モデル実験による検証など実感を伴う授業を展開している。

    ・分かり易い,使い易い教材教具の開発や活用の工夫についての取組が行われている。

    <観察・実験に係る課題及び課題解決のための取組>

    ・生活経験の不足により,児童生徒の実験技能がなかなか定着しない。実験が時間内に終わらない,まとめができないなどの課題がある。体験的な取組を通して,実感を伴うような観察・実験の設定を行っている。思考力・表現力を養うための手立てとして,観察する際の見る視点・考える視点を明確に示したり,考察の定型文を活用したりする工夫をしている。

    ・施設・設備的な課題(施設・器具が古い,理科室が使用できない,材料・実験器具が揃わない)がある。計画的に理科室の使用ができるよう理科室使用のローテーションを組んだり,観察・実験の個別化(使用器具を小型化・細分化)を図ったりする工夫をしている。

(3) 指導講評

    ・観察・実験上の安全確保に努めるよう指導をした。理科室(実験)環境の整備,予備実験の実施,児童生徒の役割分担や観察・実験の視点を明確に示し,活動の見通しを持たせる。

    ・何を教え,何を評価するのか。児童生徒の実態を分析・把握し,指導する教師側の視点を明確にする。教師自身が見通しをもって,授業を展開することが大切である。

   ・教師のネットワークを活用,各校の実践・効果のある取組について,情報交換をすることを助言した。

(文責:佐々木 智美)

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