活動レポート

活動内容と報告

サイト: 埼玉大学 CST養成プログラム
プログラム: 埼玉大学 CST養成プログラム
ブック: 活動レポート
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日付: 2017年 09月 20日(水曜日) 05:48

目次

1 平成27年度

平成27年度の活動レポートです。

1.1 2015.5.12 15:00~16:00平成27年度Saitama CST開講式、認定証・修了証交付式

「平成27年度Saitama CST開講式、認定証・修了証交付式」を実施して

自然科学講座 小倉 康(CST事務局担当)

日時:平成27年5月12日(火)15:00~16:00

場所:埼玉大学 総合研究棟1階シアター教室

講師:埼玉大学 教育学研究科理科教育講座 准教授 岡本 和明

受講者:CST受講生出席数:14名

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要:

 平成27年5月12日(火)15時から,埼玉大学総合研究棟1階シアター教室において,今年度Saitama CSTの開講式を実施しました。大学内外のCST事業関係者と受講生の現職教員と学生で計60名が出席しました。

Saitama CSTとは,埼玉大学が,さいたま市教育委員会,埼玉県教育委員会と共同で企画運営し,JST(独立行政法人科学技術振興機構)による中核的理科教員養成拠点構築事業(CST事業)の資金援助を受けて,平成24年度から進めている事業です。埼玉大学科学教育センター(CST事務局)をハブとして,さまざまな機関が連携協力して,埼玉県内で小中学校の科学教育をサポートする中核的理科教員(CST)の育成と活動を促進し,地域の小中学校理科指導力を持続的に向上させるシステムの構築を目標としています。

CSTの認定は,大学その他で開催されるCST養成講座に参加し,課題レポート等を提出して合格と評価された講座の時間の合計が120時間以上となった受講生について,共同実施機関で組織する認定委員会の承認を経て認定証を交付するものとしています。

昨年度末で新たに12名の現職教員をCSTとして,またCSTの指導者層として位置づけているCSTマスターとして48名の現職教員が認定され,これまでの累計で22名のCSTと67名のCSTマスターが県内で養成されました。CSTマスターには,埼玉大学教育学部附属小学校・中学校の6名の理科の教員も含まれています。また,今回初めて,3名の学生がCST講座を修了し,学生CSTとして認定されました。

開講式の冒頭では,新たに認定された方々に認定証,修了証が授与されました。続いて,主催機関を代表して,さいたま市教育委員会から稲葉康久教育長,埼玉県教育局から安原輝彦市町村支援部長,埼玉大学から齊藤享治理事・副学長がそれぞれ挨拶いたました。

そして,認定されたCSTを代表してさいたま市立三室中学校の井原良展教諭と行田市立東小学校の原口昌義教諭,そして学生CSTを代表して埼玉大学大学院教育学研究科の越湖貴久さんがそれぞれ今後への抱負を含めて挨拶いたました。

最後に,細渕富夫教育学部長が挨拶され,「昨年度,CST事業が関係して県内地域で開催された授業研究会や研修会は,事務局の集計で,延べ56回,参加された小中学校教員数は計2484人に上った」との実績を紹介し,「埼玉大学の教育学部といたしましても,優れた教員の養成とともに,現職教員のさらなる成長の場として,今後,一層,学校現場とのつながりを深めて参りたい」との所信を述べるとともに,「来年度以降も,CSTの養成と活用が継続されるように,さいたま市,埼玉県とも協議しながら可能な方策を検討していきたい」と今後の継続性にも言及されました。

後半は,出席者の紹介,今年度に予定されているプログラムの紹介などを行った後,さいたま市教育委員会と埼玉県教育委員会でそれぞれグループを作り,今年度の受講者と既に認定されたCST,CSTマスターが車座となって,CST事業についてCSTの養成と活動の推進の可能性について協議を行いました。多忙な日常業務を離れて,短い時間ではありましたが,理科教育の推進への意欲や能力の高い現職教員が相互に交流し今後への展望を見出すことのできる大変有意義な時間となりました。

 科学技術振興機構からの資金援助も年々縮小され厳しさを増していますが,今年度も昨年同様,年間約200のCST養成講座が計画されています。しかし,来年度からは外部資金がない中で可能な事業を展開していくこととなります。皆様のご理解ご支援を賜れますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

1.2 2015.5.12 15:00~16:30「平成27年度Saitama CST開講式」

「平成27年度Saitama CST開講式」実施報告

 

日時:平成27年5月12日(火)15:00~16:30

場所:埼玉大学総合研究棟シアター教室

受講者:60名(現職教員22名,学生13名,

その他25名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要:平成27年度CST事業開講式において,新たに認定された方々に認定証,修了証が授与されました。続いて,主催機関を代表して,さいたま市教育委員会から稲葉康久教育長,埼玉県教育局から安原輝彦市町村支援部長,埼玉大学から齊藤享治理事・副学長,細渕富夫教育学部長がそれぞれ挨拶いたました。

認定されたCSTを代表して2名の教諭,および学生CSTを代表して学生1名がそれぞれ今後への抱負を含めて挨拶いたました。

後半は,出席者の紹介,今年度に予定されているプログラムの紹介などを行った後,さいたま市教育委員会と埼玉県教育委員会でそれぞれグループを作り,今年度の受講者と既に認定されたCST,CSTマスターが車座となって,CST事業についてCSTの養成と活動の推進の可能性について協議を行いました。受講生の一人は,協議で得られた情報を以下のように報告しました。

・日々忙しい中でレポート作成を進めていくことになるが,レポート作成のためのまとまった時間をつくることが困難であり,時間をつくれたとしても受講してから数日経過することがよくある。そのため,効率よく進めていくためのコツを諸先輩方から教えていただいた。

コツ1 レポートはその日のうちに,箇条書きで書いておく。

夏休みなど連続して受講する,一つ一つレポート作成をするので受講内容の整理が必要となる。充実したレポートを作成するためには受講したその日のうちに,箇条書きで簡単にレポートを書いておく。その後,時間が取れ次第,メモやノートを確認しながらレポートを作成していくことが重要である。

コツ2 レポートをためない。

決してレポートをためない。これを念頭に置き作成を進めていく。一年を通してゆっくりできる時間はない。すき間の時間を有効活用して作成していく。

コツ3 写真による記録

 受講内容を改めて振り返る時に有効である。内容を整理する上でも活用していくとよい。

コツ4 レポートを提出したあとは自分を信じて待つ。

担当の先生はお忙しいので評価が出るまで時間がかかることがある。単位取得できているのか大変気になるが,自分を信じて待つことも大切である。

                                                     (文責:小倉 康)

1.3 2015.5.30 13:00~17:00「第1回CST研究会」

講座「第1回CST研究会」実施報告

 

日時:平成27年5月30日(土) 13:00~17:00

場所:    埼玉大学教育学部

受講者:15名(教員等12名,学生3名)

講師:    小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:土曜日午後に「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」をキャッチフレーズとして,県内外で理科を教えている教員が自由に参加できる研究会を開催している。

日程:

13:00-13:50  1時間目 大学からの情報提供

 テーマ「平成27年度全国学力学習状況調査をどう生かすか」提供者 小倉康准教授

14:00-14:50  2時間目 学校からの情報提供

 テーマ「全国学力学習状況調査理科問題への子どもの反応」提供者 小学校CST,中学校CST

15:00-16:50  3~4時間目  ワークショップ

 テーマ「科学写真の撮影法 第1回 いろいろな科学写真と撮影機材」提供者 伊知地国夫(科学写真家,元埼玉大学非常勤講師)

 

受講生レポートから(1・2時間目について):

・「児童生徒が理科好きになる」授業をこころがけたい。調査の結果,理科が好きな児童ほど正答率が高い結果が出ていることから,「理科が好き」と言える児童生徒をたくさん増やすことができればよい。

・「日常生活の中にある自然の事物・現象」を児童生徒に体験させることで,「理科は身近なところにある」ということに気づかせる授業展開をしたい。理科は特別なことではなく,「こんなところにも理科がある」ことを知ることで,難しい教科ではなく親しみやすい教科であることに気づいてもらいたい。

・「探究活動」を取り入れたい。いわゆる「教師から伝える=教える」だけではなく,「児童生徒が新しい知をつくる=学ぶ」ことをさせていきたい。

・「系統を意識して学習してきたことを思い出させる」復習をさせたい。新しい単元の学習をする時に,今まで学習してきたどの内容が使えるのか,確認することが必要だ。

・「教師がしゃべりすぎない」ことを,気をつけたい。理科が好きだと,つい雄弁になりがちであるが,理科は言葉で説明するよりまずは「本物を見せる=自然の事物・現象を見せる」ことの方が大切で,そこから「どうしてこうなるのか」「本当にそうなのか」ということは児童生徒が自分から「語る」べきものであり,教師から「しゃべる=伝える→教えてしまう」ことは避けなければならない。

(文責:小倉 康)

 

1.4 2015.5.27 13:00~16:50授業研究会・協議会「埼玉大学教育学部附属中学校教育研究協議会参加」

授業研究会・協議会「埼玉大学教育学部附属中学校教育研究協議会参加」報告

 

日時:平成27年5月27日(火)13:00~16:50

場所:埼玉大学教育学部附属中学校

受講者:10名(教員4名,学生6名)他引率1名

講師:小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

日程:

(1) 研究授業観察

13:00~13:50 1年B組「身近な物理現象」島田直也教諭(CSTマスター)

14:05~14:55 2年B組「気象とその変化」伊藤悠昭教諭

13:00~14:55 3年B組「化学変化とイオン」山本孔紀教諭(CSTマスター)

(2) 研究協議 15:10~16:45

概要:授業研究を通じた理科指導力向上研修会を計画・実施する実践スキルを養う。

内容:受講者のレポートより

・参観者に配布された資料がわかりやすい。指導案だけでなく,当日の授業に関する教材やノート例などが示されている。特に,「理科学習の手引き」は①理科の学習の進め方②理科の評価③ノートの作成において,大変参考になった。各学校でもこのような手引きをつくり,教員や児童生徒が共通理解の上で進めることができればよいし,これが系統も含めて小中の連携にもつながるように地域も含めてそろえられるとよい,と感じた。

・3年生では発表の仕方を教師が説明し,聞く観点(自分たちと比べて違う考えはどこか)を与えてから発表をさせていた。

・身近な日常体験から導入したこと。2年生では観天望気から導入し,昔から伝わっている天気の言い伝えを共有していた。また,1年生では水槽を使ってぬいぐるみが見えたり見えなかったりした事象を見せたが,普段気が付かないだけで水の入った入れ物から見れば,全反射や屈折は起きている。

・授業中に示す「課題」や児童に与える「発問」の重要性を再認識できた。授業中に多弁・雄弁になる必要はなく,そうならないように厳選して絞りに絞って効果的な「一言」が伝えられればそれでよいという授業の進め方を試したいと意欲がわいた。しゃべるのは児童生徒でよく,教師がいかにそれを引き出せるかが授業なのだろうと感じた。

                    (文責:小倉 康)

1.5 2015.6.5~2016.1.27 「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業(公開授業研究協議会)」

講座「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業(公開授業研究協議会)」

実施報告

 

日時

会場

受講者

平成27年6月5日(金)13:35~16:30

平成27年6月9日(火)14:30~16:30

平成27年6月10日(水)14:30~16:30

平成27年9月29日(火)13:30~16:30

平成27年11月4日(水)13:30~16:30

平成27年11月25日(水)14:25~16:30

平成27年12月2日(水)13:25~16:30

平成28年1月27日(水)13:30~16:30

さいたま市立大宮西小学校

さいたま市立大谷中学校

さいたま市立岩槻中学校

さいたま市立大成小学校

さいたま市立岸町小学校

さいたま市立美園小学校

さいたま市立日進中学校

さいたま市立大谷口小学校

1名(教員1名)

1名(教員1名)

1名(教員1名)

1名(教員1名)

1名(教員1名)

2名(教員2名)

1名(教員1名)

1名(教員1名)

講師 指導1課指導主事

領域 Ⅲ

概要  本事業は文部科学省からの委託事業「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業」であり、研修会の目的を次のように定め、小・中学校合同の公開授業研究協議会を開催した。

   ①小・中学校の理科教育の接続の改善

   ②観察・実験に関する指導力の向上

また、公開授業研究協議会の研究主題は、さいたま市教育委員会が推進する「さいたま市理数

教育推進プログラム」の授業改善5つの重点から選び、設定した。

 

内容(1)単元名

会場

学年

単元名

さいたま市立大宮西小学校

さいたま市立大谷中学校

さいたま市立岩槻中学校

さいたま市立大成小学校

さいたま市立岸町小学校

さいたま市立美園小学校

さいたま市立日進中学校

さいたま市立大谷口小学校

第3学年

第3学年

第1学年

第6学年

第3学年

第6学年

第3学年

第5学年

どれくらい育ったかな

化学変化とイオン

植物の世界

太陽と月の形

明かりをつけよう

水溶液の性質とはたらき

地球と宇宙

電流がうみ出す力

 

(2)研究協議

小グループによる協議を実施し、小・中学校のそれぞれの立場から意見交換をした。

 

 

(文責:佐久間 貴宏)

1.6 2015.6.23 19:00~20:20「中学校理科における観察・実験の充実」

講座『教師力パワーアップ講座「中学校理科における観察・実験の充実」

実施報告

 

日時:平成27年6月23日(火)19:00~20:20

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:赤地 芳輝(さいたま市立美園中学校分教室 教諭)

   藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:「教師力パワーアップ講座」とは、平日の夜間に実施している教員や教職を目指す学生が受講したい講座に自由に参加できる自主参加型の講座である。教科等の授業の在り方や進め方について、仲間と集い、実践的に学び、互いに指導力を高め合うことを研修の目的としている。本講座の目的は、中学校理科における観察・実験の充実を図ることである。(4名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:「授業の導入・終末を一工夫」

   ・電流による発熱

「電気でパンをつくろう」

   ・身のまわりの物質・状態変化

    「ポップコーンをつくろう」

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.7 2015.6.27 13:00~17:00「科学技術館見学」

講座「第2回CST研究会」実施報告

 

日時:平成27年6月27日(土) 13:00~17:00

場所:    埼玉大学教育学部

受講者:23名(教員等20名,学生3名)

講師:    中島 雅子,小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:土曜日午後に「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」をキャッチフレーズとして,県内外で理科を教えている教員が自由に参加できる研究会を開催している。

日程:

13:00-13:50  1時間目 大学からの情報提供

 テーマ「一枚ポートフォリオ評価法について」

提供者 中島 雅子准教授

14:00-14:50  2時間目 現場からの情報提供

 テーマ「評価の指導の改善に向けて」

提供者 小学校,中学校CST受講生

15:00-16:50  3~4時間目  ワークショップ

 テーマ「科学写真の撮影法 第2回 科学写真撮影の実際」提供者 伊知地国夫(科学写真家,元埼玉大学非常勤講師)

 

内容(1~2時間目):「一枚ポートフォリオ評価法(OPPA:One Page Portfolio Assessment)」を活用した授業改善について

1.OPPAの骨子

自己評価法であるOPPAの骨子を説明し,実際に小・中・高等学校の現場で活用している教師の声を紹介した。

2.OPPAの効果と実際

PISA調査に見られる日本の生徒の課題をふまえ,授業にOPPAを活用することにより効果について,実践例にもとづき紹介した。具体的には,たとえばOPPAは言語活動の1つであること。これにより,メタ認知の育成に有効であることなどである。実際の記述例やOPPAによる授業改善の例も紹介した。

受講者の感想:「一枚ポートフォリオ評価法では,記入するのは児童である。しかし,児童は『自分がどれだけ変容したか』を自分で気づくために記入をしている。教師が見取るためではなく,『児童が自分で自分を見取る』ために書いている。教師が,一枚ポートフォリオを見て『できているか。そうでないか』を評価するのではない,ということを教えていただいた。これは,私にとって本当に新しいものの見方になった」というような「自己評価」に関する考え方について多く述べられていた。

(文責:中島 雅子)

 

内容(3~4時間目):「科学写真の撮影法」

科学写真を数多く発表,出版されている科学写真家・伊知地国夫先生から,直接その撮影法について教えていただけるワークショップを開催した。

第1回(5月30日)は様々な科学写真の撮影機材(カメラ,レンズ,照明など)について実際の機器で説明し,第2回は科学写真撮影の実際について,いくつかテーマを決めて(マクロ写真,瞬間写真,顕微鏡写真),撮影しながら方法を説明いただいた。写真と受講者の感想で様子を紹介する。

-自分でも一眼レフを持っていながら,難しいものだと使用することを避けてきました。今回プロの先生に教えていただく貴重な機会を設けていただき,自分も撮りたいと強く思いました。まずは,撮影モードやISO感度,露出補正などから覚え,マニュアルモードで撮影できるようになりたいです。ミルククラウンや煙の写真を見て自分自身が「すごい!」と感動したように,児童にも自分の撮った写真で「わー!」「すごい!」「よくわかる!」と思ってもらいたいです。

-今回の講義で撮らせていただいた写真の数々は,早速授業や若手の理科教師との話題として利用することができた。特に,1学年を初めて担当する若手職員は,有益な情報だと述べていた。私の担当している2学年では,まだ科学写真の応用をする場面がなく紹介程度で終わってしまったが,休み時間には撮り方などを聞きに来る生徒もいた。身近にあるもので少し変わった世界を映すもの(写すもの)は,生徒の反応も違いがみられた。

 今回学ぶことができた技術や手法を今後の理科の授業で活かせるべく練習を重ねていきたい。また,最近は物を見る視点の中に,なにか面白い科学写真が撮れないかなと考えることが多くなった。

-カメラも大事だが「ストロボ」の大切さをとても感じた。「ミルククラウン」を撮影するとき,肉眼でミルククラウンを見ることができたのは衝撃的だった。いつもは見えていないだけで,実は身の回りですごいことが起きているということ,そのことに「気づいていない(見えていない)」ということの事実に感動した。           

                                                                       

   (文責・小倉 康)

 

1.8 2015.6.27 9:00~13:00「科学技術館見学」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「科学技術館見学」実施報告

日 時:平成27年6月27日(土)9:00~13:00

場 所:東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館

講 師: 埼玉大学 名誉教授 永澤明

              埼玉大学 大学院理工学研究科生体制御学コース教授 田中秀逸

受講者: CST受講生出席数:3名

             小学校教諭:2名

             中学校教諭:1名 

領 域: Ⅴ 科学コミュニケーション

概 要: 4~5人ずつのグループを作り,グループごとに以下のミッションの中から1つを選び,フロア展示を調べてディスカッションを行った。
   後日各自がレポートにまとめて提出した。

       ミッションA:未来の暮らしについて考えよう

       ミッションB:モーターの可能性を追求しよう

       ミッションC:再生可能エネルギーについて考えよう

1.9 2015.6.30 9:15~16:30 「小学校理科指導力向上研修会」

講座「小学校理科指導力向上研修会」実施報告

 

日時:平成27年 6月30日(火) 9:15~16:30

場所:埼玉県立総合教育センター 化学室 生物・地学室 物理室

講師:小野塚 雄彦(草加市立花栗南小学校教諭)

    原口 昌義(行田市立東小学校教諭)

    杉山 直樹(埼玉大学附属小学校教諭)

    山田 信也(県立総合教育センター指導主事)

受講者:教員3名

領域:Ⅱ CST観察実験

概要: 将来、理科教育を推進しようとする小学校教員50名を対象に、基礎的な知識や技能を活用できる観察実験の指導の仕方や、思考力・表現力を高める授業づくりに関する研修を実施する。ベテラン教師の指導方法を学ぶとともに地域あるいは県内の理科教育の推進者としての資質の向上を図る。

(具体的な内容)

 ①演習「知識構成型ジグソー法による協調学習」

 県教育委員会が東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携して、「協調学習」という学習方法による授業の在り方を研究・実践してきたことを紹介し、実際に資料を使って、知識構成型ジグソー法を体験し、指導方法を学んだ。

 ③実習「化学分野」

 第5学年「物の溶け方」、第6学年の単元「水溶液の性質」を中心に実験を行い、子供の「なぜ?」を引き出す導入や予想の立てさせ方など指導方法について説明するとともに、ノートのまとめさせ方についても紹介した。

 ④「生物・地学分野」

 顕微鏡の使い方や観察方法を説明し、水中の小さな生き物や、着色液を使ってセロリの道管の観察を行った。観察する上での指導上のポイントなども説明した。また、第5学年「動物の誕生」の教材であるメダカの卵の効果的な採集器具の紹介と製作も行った。さらに、理科室の整備・管理についても説明した。

 ②「物理分野」

  第3学年「ゴムの働き」と「磁石の性質」、第5学年「電磁石の強さ」についての実践事例の紹介と実験を行い、児童に予想を立てさせたり考えさせたりする指導方法について説明した。あわせてノート指導、他の分野での実践事例の紹介も行った。

 

 この研修を通じて、「明日からの授業で使える教材を紹介してもらい、すぐ実践してみたい。」、「子供たちの興味を引き出し、揺さぶりを与える導入の仕方、授業の流れやノート指導などについて学ぶことができた」、「ジグソー法を経験し学びあう喜びを体感した。子供たちに経験させたい。」等の感想が多く記載されており、指導力向上につながった。

 

                                   (文責:杉田 勝)

1.10 2015.7.3 19:00~20:20「小学校理科における観察・実験の充実」

講座『教師力パワーアップ講座「小学校理科における観察・実験の充実」

実施報告

 

日時:平成27年7月3日(金)19:00~20:20

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:戸村 佳奈美(さいたま市立高砂小学校 教諭)

   藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:「教師力パワーアップ講座」とは、平日の夜間に実施している教員や教職を目指す学生が受講したい講座に自由に参加できる自主参加型の講座である。教科等の授業の在り方や進め方について、仲間と集い、実践的に学び、互いに指導力を高め合うことを研修の目的としている。本講座の目的は、小学校理科における観察・実験の充実を図ることである。(9名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容: 「ものの溶け方」~試験管の中に雪を降らせよう~

     

  

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.11 2015.7.8~9.25 「さいたま市学習状況調査中学校理科部会」

講座「さいたま市学習状況調査中学校理科部会」実施報告

日時:第1回 平成27年7月 8日(水)15:30~16:30    

   第2回 平成27年8月 3日(水) 9:00~12:00

   第3回 平成27年8月19日(水) 9:00~12:00

   第4回 平成27年8月19日(水)13:00~16:30

   第5回 平成27年9月25日(金)15:30~16:30

場所:さいたま市立教育研究所

講師:冨田 英雄(さいたま市立田島中学校 校長) 藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

受講者:教員7名 領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要:本市独自に実施する児童の学習状況調査(小学校理科)の作問、出題内容を分析し市内の各小学校が教育課程の編成及び個に応じた指導の充実を図る際に参考とする解説資料を作成する。

内容:

①調査結果の分析

    ・調査結果の概要と分析結果をまとめた。

    ・経年で比較をして、継続してみられる課題について分析した。

    ・領域別に調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントをまとめた。

②調査報告書の作成   

③調査結果及び分析の報告

「学習状況調査等の結果に基づく、指導方法工夫・改善研修会」において、中学校理科の調査結果及び分析、領域別の調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントについて報告した。     

レポート課題は、作成した冊子をもって兼ねるとして終了しました。

(文責 藤田 雅彦)

1.12 2015.7.15~10.30 9:00~17:00 「小学校初任者指導研修」 

講座「小学校初任者指導研修」実施報告

 

日時:【第1回】平成27年7月15日(水) 13:00~17:00

       【第2回】平成27年9月17日(木) 13:00~17:00

     【第3回】平成27年10月20日(火) 9:00~17:00

          平成27年10月23日(金) 9:00~17:00 

          平成27年10月27日(火) 9:00~17:00

          平成27年10月30日(金) 9:00~17:00

            ※ 第3回は、4日間のうち1日以上参加する。

場所:埼玉県立総合教育センター 

講師:安田 修一、山田 信也、杉田 勝(県立総合教育センター指導主事)

   他小中学校教員のべ28名

受講者:教員4名

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要: 小学校初任者研修の指導者のアシスタントとして、研修で使用する教材やテキストを作成し、初任者研修の企画・運営を行う。また、研修の準備、片付け、実習中の補助など研修がスムーズに進行するよう支援する。

(具体的な内容)

【第1回】(7月15日)テキスト作成、教材準備

 研修で使用するテキストの作成を行った。小学校の指導で必要な観察・実験器具の使用方法や安全指導など基本的な内容とした。

 [テキストの内容]

 〈化学分野〉

 ・理科授業での安全指導 ・アルコールランプの使い方 ・試験管の扱い方 

 ・薬品の安全な取扱い方 ・サーモインクを使った実験 ・問題解決的な学習の進め方

 〈物理分野〉

 ・簡易検流計の使い方 ・電池の直列つなぎと並列つなぎ ・回路図の描き方

 ・手回し発電機の使い方  ・コンデンサーの使い方

 〈生物分野〉

 ・顕微鏡の使い方 ・双眼実体顕微鏡の使い方 ・ルーペ、虫めがねの使い方 

 ・気体検知管の使い方 

 

【第2回】(9月17日)指導者との打ち合わせ

 小学校初任者研修の指導者の教員と実習内容について打ち合わせを行った。CST受講者が作成したテキストをもとに予備実験を行いながら、内容について検討し修正した。

 

【第3回】4日間のうち1日以上参加

 (10月20日・10月23日・10月27日・10月30日)小学校初任者研修

 初任者を4つのグループに分け、それぞれ65分間ずつ実習を実施した。CST受講者は、研修全体の運営や実習の準備、実習の指導者のアシスタントとして活動した。

 [実習内容]

 〈化学分野〉

・理科授業での安全指導を全般についての講義を行う。

・マッチの擦り方を丁寧に説明したあと、アルコールランプに火をつける操作を行う。

・実験台にこぼれて燃えているアルコールを消火する。

・サーモインクを使って熱の移動の様子を観察する。

 〈物理分野〉

・ソケットなしで豆電球を光るよう回路をつなぐ。

・直列回路をつくる。

・並列回路をつくる。

・簡易検流計で電流の値をはかる。

・回路図をつくる。

・手回し発電機を使った実験を行う。

・コンデンサーの使い方を調べる。

 〈生物地学分野〉

・顕微鏡及び双眼実体顕微鏡の使用方法について講義を行う。

・顕微鏡で微生物(ミドリムシ)やセンダングサ、花粉等を観察する。

・ジャガイモにヨウ素液をたらし、デンプン粒を観察する。

・双眼実体顕微鏡で火山灰を観察する。

・気体検知管を使って、酸素と二酸化炭素の濃度を測る。

 

 研修を受ける小学校初任者の中には、中学校以来実験や観察を経験していないことや、現在理科の授業を行っていないことなどから、理科を指導することに不安を抱えている者が多くいる。今回の研修は、CST受講者を中心とした企画運営によって、きめ細やかな指導ができた。作成したテキストの内容も、実際の理科の授業ですぐ使える実習内容が多く記載されていた。また、理科の指導方法についても、問題解決的な授業の流れを中心に説明しており、初任者が理科を指導するうえでの基礎的、基本的な内容を研修する機会となった。

                             (文責:安田 修一)

1.13 2015.7.17~10.13 15:00~16:30 「さいたま市学習状況調査小学校理科部会」

講座「さいたま市学習状況調査小学校理科部会」実施報告

 

日時:第1回 平成27年 7月17日(金)15:00~16:30

   第2回 平成27年 8月 5日(水) 9:00~12:00

   第3回 平成27年 8月24日(月) 9:00~12:00

   第4回 平成27年 9月11日(金)15:00~16:30

   第5回 平成27年10月13日(火)15:00~16:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:髙後  仁(さいたま市立宮原小学校 校長)

細井 博幸(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員5名

 

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:本市独自に実施する児童の学習状況調査(小学校理科)の作問、出題内容を分析し市内の各小学校が教育課程の編成及び個に応じた指導の充実を図る際に参考とする解説資料を作成する。

 

内容:①調査結果の分析

    ・調査結果の概要と分析結果をまとめた。

    ・経年で比較をして、継続してみられる課題について分析した。

    ・領域別に調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントをまとめた。

 

   ②調査報告書の作成

 

   ③調査結果及び分析の報告

・「学習状況調査等の結果に基づく、指導方法工夫・改善研修会」において、小学校理科の調査結果及び分析、領域別の調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントについて報告した。

 

    レポート課題は、作成した冊子をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 藤田 雅彦)

1.14 2015.7.25 10:00~17:00「天体観測実習」

講座「青少年科学の祭典全国大会+ライブショーユニバース見学」実施報告

 

日時:平成27年7月25日(土)10:00~17:00

場所:科学技術館

講師:大朝由美子

受講者:4名(教員4)

領域:V

概要:本講義は、科学技術館で実施された「青少年科学の祭典全国大会」と「ライブショーユニバース」を見学して学ぶと言う実習を実施した。

青少年科学の祭典は、多くの子どもたちが科学実験や工作を実際に体験することにより、身近な自然に興味を持ち、科学技術の面白さを感じることを目的として、開催されている。全国各地から集まった演示講師による数多くのブース・ステージによる出展と学生による研究発表会などが行われ、数万人の来場者がある理科教育の大きなイベントの一つである。そこで、児童生徒の科学に対する興味・関心を高められるような講義・実験のアイディア、ヒントを得るという目的で各出展ブースや児童生徒の研究発表の見学を通して行なった。

加えて、科学技術館シンラドームにおいて科学ライブショー「ユニバース」による宇宙の講義を行った。ライブショーユニバースでは、コンピュータシミュレーションや臨場感のある3D映像を活用し、天文学など最新の自然科学の解説を行っている。子どもたちが苦手とする空間認識や宇宙の広がりを視覚的に学びやすいように工夫しており、天文学に対する知識だけでなく、様々な画像、映像、コンテンツの活用法、伝え方なども学んだ。

レポートには、「実際に触れてやってみて科学の面白さや不思議さに気付くことが大事だと学びました。理科の授業において、興味・関心を高め、実感を伴った理解を図るためにもこのような体験を充実させていかなければと改めて感じました。」「どのブースも知的好奇心を刺激するものばかりで、回覧しながらいつのまにか3周もしていた。笑みが止まらない。熱心に子どもたちに科学の面白さを伝えようとする熱意を感じて、共鳴する部分を感じた。」「ライブショーユニバースにおいては様々な技術を用いながら星について学習を進めるヒントを得ることができた。最新技術を用いた知識の蓄えというものはその感動をさらに大きなものにさせる事に役立つとも思える。」「実験をすることのできない天体の分野ですが、3次元CGを見ることでわかりやすかったです。6年生「月と太陽」の学習や、4年生「月と星」の学習の際には、校外学習としてぜひ訪れたいです。活用できるものの情報を我々教師がもち、授業で活用し、天体について「わかった。」「面白い。」と思えるよう努力していきます。」等の感想や意見が得られた。今後の指導の向上が期待される。

                            (文責 大朝由美子)

1.15 2015.7.29 9:30~16:30 「科学プレゼンテーション研修」

講座「科学プレゼンテーション研修」実施報告

日時:平成27年7月29日(水)9:30~16:30

場所:さいたま市 鉄道博物館

講師:示野 浩生、辻本 秀樹、甲山 貴之、大沼 潤一、田中 克典

(埼玉県立総合教育センター指導主事)

受講者:6名(教員6名)

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要: 埼玉県立総合教育センターの連携先である鉄道博物館を会場として、受講生が鉄道博物館の展示物等について調べ、その展示物等についてのプレゼンテーションを行う活動をとおして、科学的なおもしろさを発見する視点をもち、プレゼンテーション能力及びICT活用能力等の育成を図ることをねらいとする。

    開会行事に引き続いて、講義「研修のねらいとタブレット型端末の操作演習」を行う。その後、プレゼンテーション実施のために館内見学と取材を行う。午後は、2回のプレゼンテーション(「展示物前で実施」、「会議室でタブレット型端末を活用して実施」)を行う。プレゼンテーション実施後は、受講生同士で相互評価を行い、評価表を交換する。2回のプレゼンテーションとも同じグループで行い、展示物前と会議室で行う際の違いや留意点等が比較できるようにした。さらに、研修後は、「科学プレゼンテーション研修を受講して学んだこと」について、レポートを作成する。

    なお、小・中学校学習指導要領解説では、自然の事物・現象についての理解のため「生活の中で役立てられている」、「日常生活や社会とのかかわり」等、実社会・実生活との関連を重視するよう求めている。そこで、今年度も、「科学的なおもしろさを発見する視点」を特に重視して研修を進めることとした。

成果: レポートでは、理科教育におけるタブレット端末を活用する利点について、次のことを述べていた。

   ① 撮影と提示がタブレット端末1台で完結する操作性が理科教育に有効である。

   ② タブレット端末の効果は、再現、実演、経過観察の3点に集約できる。

   ③ タブレット端末は、新たな気付きや学び合いを促す道具として活用できる。

    受講生は、「鉄道博物館という興味深い場所で研修することができた」「初めてタブレット端末に触れたが、便利で授業に使えると感じた」等の感想を述べていた。

(文責 示野 浩生)

1.16 2015.7.30 9:00~17:00 「理科の授業力を高める実験・実技研修会」

講座「理科の授業力を高める実験・実技研修会」実施報告

 

日時:平成27年7月30日(木)9:00~17:00

場所:埼玉県立総合教育センター 

講師:谷津 勇太(八潮市立八潮中学校教諭)、町田 典洋(寄居町立男衾中学校教諭)

 杉田 勝(県立総合教育センター指導主事兼主任専門員)

受講者:教員3名

領域:Ⅱ CST観察実験

概要: 物質・エネルギー分野の講義、実習と生命・地球分野の講義、実習を行い、実験の技術を身につける。また、興味・関心を高める実験の工夫について協議を行い、各研修教員の実践を紹介し互いに学びあう。

(具体的な内容)

 ①講義「観察・実験の意義と問題解決の過程」

     観察・実験の意義や進め方、安全指導についてと、グループによる問題解決学習の取組の実践について講義をした。

 ②実験「しょう油から食塩を取り出そう(粒子)」

    しょう油から食塩を取り出す方法について、各グループで協議し実験計画を立てさせた。計画にもとづき実験室内から器具を集め実際に実験を行った。結果によっては方法を修正しながら進めた。

 ③実験「明るさの違いの原因を探ろう(エネルギー)」

 電球を直列、並列それぞれに回路を組み立てた場合の明るさについて予想し、実際に、電流計、電圧計を使って調べた。

 ④講義「実践から~理科を学ぶ意味(授業開き)と科学の方法」

    キャリア教育の視点から理科を学ぶ意義についてと問題解決の方法がすべての学習の基本であることの講義をした。

 ⑤実験「ネイチャーゲームを使った生物の分類」

    生き物の特徴や多様性、分類の方法や生態について学ぶきっかけづくりとして、ネイチャーゲームを利用した実習を行った。

 ⑥実験「簡単な化石レプリカづくり」

    温熱によって変形する'おゆまるくん'を雌型とし、紙粘土を使った化石レプリカを作成した。

 ⑦実験「模型作りとICTを活用した天体の見かけの形と運動」

 発泡スチロール球やバランスボールを、ビデオカメラを使い、太陽と月や惑星の見え方や見える方角について体験的に学んだ。

 ⑧実験「実習模型による流水のはたらき」

    プランターの水受けに土砂を入れた模型を用いて、流水による浸食・運搬・堆積を確認する実習を行った。

 ⑨協議「興味・関心を高める実験の工夫」

    自分で実践している工夫や課題についてお互いに話をして、課題を解決するための方策についてグループ協議を行った。その後、グループで出た意見を発表し全体で共有をした。

 

参加者の感想では、「すぐに実践できそうな教材、教具を紹介していただき勉強になった。」「課題に対し、自分たちで実験方法を考え、いろいろ試しながらの実験は小学校でも実践できるようにしたい。」などと研修会は好評であった。                 (文責:杉田 勝)

1.17 2015.7.30 9:15~16:30「身近な環境と動植物を学ぶ研修会」

講座「身近な環境と動植物を学ぶ研修会」実施報告

 

日時:平成27年7月30日(木)9:15~16:30

場所:埼玉県立総合教育センター江南支所

講師:春田 朗紀、櫻庭 淳、金井 健治(総合教育センター指導主事兼所員)CSTマスター

   新井 俊充(総合教育センター担当課長) 浅見 靖 (総合教育センター主任(技))

受講者:4名(教員3名、実習教員1名)

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要: 身近にある植物を利用した理科実験の工夫や、特別な施設・設備を持たなくても展開できる無菌操作の知識や技術を身に付ける研修を行った。

内容:

1 講義「教材となる無性生殖で増える植物の育て方・活用法」

  無性生殖の事例を観察させ、受精によらず仲間を増やすことを生徒に実感させるためには、観察対象の数や入手しやすさが必要になる。そのため、身近なもので活用できるタンポポやベンケイソウなどの紹介や教材利用の事例を紹介した。

2 実習「実験室でできる無菌操作」

  微酸性電解水を利用し、クリーンベンチやオートクレーブなどの特別な施設設備がなくても理科実験室の机上でできる培地作製や無菌操作について紹介し、その技術を身につける研修を行った。

3 実習「プランクトンの顕微鏡観察」

  緑藻類(ミドリムシ、ミカヅキモ)、ゾウリムシ、ミジンコなどの顕微鏡観察を行った。また、各学校でも教材利用できるよう、作成した培地に観察した水中生物を入れて持ち帰ってもらった。

4 実習「松の葉を使った調査等」

  校内に植樹されていることが多い樹木を活用した大気調査として、「松の葉」の気孔や「カイヅカイブキ」の葉の表面に付着した汚れについて、顕微鏡観察を行った。

5 実習「生物の棲み分け、ヌマガエル等について」

  江南支所を散策しながら地域の植物分布や森の構成・遷移等について、学校現場での授業で活用できる教材を提供しながら研修を行った。

 

 

 

 

 

       (文責 春田 朗紀)

1.18 2015.7.31 9:00~12:10「放射線の化学」

講座「放射線の化学」実施報告

 

日時:平成27年7月31日(金)9:00~12:10

場所:埼玉大学教育学部G棟109実験室

講師:松岡圭介(埼玉大学教育学部准教授)

受講者: 5名(教員5名)

領域:II 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要:環境中の放射線の測定方法、放射線の可視化の実験を行った。また、放射線の活用状況、放射性物質の環境中への拡散、生体への影響を解説した。

 

内容

2011年の福島原発事故に伴い環境中に放射性物質が放出され、放射性物質の環境汚染の問題を考える機会となった。また、同時に放射線に関する知識が教育現場で不足していることが分かった。東北、関東エリアの小学校の教諭は放射性物質の特徴や性質を正しく知ることが必要であり、実験を通して放射線を正しく理解する。同時に、それらの実験を通して、学校教育の理科分野での物質の取り扱い方法、実験データの解析方法などを習得することが今回の講座の目的である。

 

講義は主に 自然放射線に関する講義(45分)

           放射線の測定法と学内の放射線量測定 (45分)

放射線の特性と人体への影響に関する講義(30分)

           基礎実験 (天然放射性鉱物を用いた霧箱)(30分)

           エネルギーと放射線(30分)

の内容で行った。例えば、図1は天然放射性鉱物からβ線の飛跡である。受講者と共に実験装置を作成し、放射線の飛跡を可視化した。また受講生は埼玉大学内の空間線量を測定して、その数値から年間の被爆量を計算した。その数値を元に、放射線量と生体への影響を議論した。また、食物中に含まれる放射線量と安全基準について、受講者とともに理解を深めた。放射線とその影響を考えるよい機会を提供できたと思っている。

図1霧箱中の天然放射性鉱物から放出される放射線の奇跡

(文責 松岡圭介)

1.19 2015.8.1 9:00~15:30「岩石や昆虫を電子顕微鏡で観察しよう!」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「岩石や昆虫を電子顕微鏡で観察しよう!」(実験)実施報告

日 時: 平成27年8月1日(土)9:00~15:30

場 所: 埼玉大学 教育学部B棟3階 地学実験室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 岡本和明

受講者:CST受講生出席数:3名

      小学校教諭:2名

      中学校教諭:1名

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:  ミクロやナノスケールで観察しましょう。

1.20 2015.8.1 9:00~15:30「ウニ体内の酵素の働きをさぐる」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「ウニ体内の酵素の働きをさぐる」(実験)実施報告

日 時: 平成27年8月1(土)9:00~15:30

場 所: 埼玉大学 教育学部G棟1階 G109実験室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 日比野拓

受講者:CST受講生出席数:2名

      小学校教諭:2名

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要: 私たちの体内でもウニの体内でも同じ酵素が働いています。透明なウニの胚や幼生を用いて、ある一つの酵素がいつ体内のどこで働くのか実験をして調べてみましょう。

1.21 2015.8.3 9:00~10:30「学習評価」

講座「学習評価」実施報告

 

日時:平成27年8月3日(月)9:00~10:30

場所:埼玉大学教育学部 A棟212

講師:埼玉大学 教育学部 准教授 中島 雅子

受講者:小・中学校教諭10名

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要: 本講座では、実践力の向上を目的に、前半は、理科教育における評価のあり方について解説した。それらをふまえ、後半では、現場における評価の現状と、その改善について参加者で議論した。

 

   1.理科教育における評価のあり方。

    これまであまり現場で行われてこなかった評価についてのとらえ方、つまり評価とは何か(評価観)について解説した。具体的には一枚ポートフォリオ評価法(OPPA)を用いた実践例を紹介した。

 

2.現場における評価の現状と、その改善について

1にもとづき、各参加者の評価観について、議論した。評価観の再考により、理科教育により獲得すべき学力とは何か(学力観)、また、学習・授業とは何か(学習観・授業観)の考え方(評価観)が、捉え直されることを確認した。これにより、授業改善が促されることを確認した。

   

    受講生の感想には、「評価は授業改善が目的であるということを再認識した」や、「評価は誰のためのものなのかについて改めて考えさせられた」といった受講者の評価観の変容を自覚する様子が見られた。また、評価の目的である児童・生徒の学習状況の実態を把握することについて、「OPPAは、児童が『本当はどう思っているのか』を打ち明けられるものである」や、それは「OPPシート上でのやりとりで教師との信頼関係が構築されることで可能になる」といったOPPAの効果に関する記述が多く見られた。

   

(文責 中島雅子)

1.22 2015.8.3 10:40~12:10「理科の学びを育む-学習科学研究の成果を踏まえて-」

講座「理科の学びを育む-学習科学研究の成果を踏まえて-」実施報告

 

日時:平成27年8月3日(月)10:40~12:10

場所:埼玉大学教育学部A棟201室

講師:清水 誠(埼玉大学名誉教授)

受講者:教員7名

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要:創造、自立、協働が重視される中、アクティブラーニングが話題となっている。教授する授業から,児童・生徒が主体的に問題を思考し,学習者同士で協働したりしながら問題の解決を図る学習者主体の授業への転換である。本講座では、こうした学習者主体の授業への転換を図るため、「人はいかに学ぶか」について研究を進めてきた学習科学研究の成果を踏まえ、そこで分かってきた理科の学びを育むための教授・学習方法について紹介・検討する。

内容:

1.知識の獲得は、「なぜ」を追究する学習の中で育む

  音の学習の導入から、教授する授業から,子どもが主体的に問

題を思考する学習を検討した。具体的には、ベートーベンは耳が

聞こえないのに作曲していたことから「なぜ」を促し、指揮棒を

くわえている写真から「問い」を生ませる授業方法を検討した。

2.「なぜ」を促す導入の工夫

  主体的な学習とするには、自分の問題とする必要がある。その

一つの方略として、既有の知識とのずれを意識化することが必要

である。認知的な葛藤が生じるアレー、不思議だな、なぜだろう

といった疑問を学習課題とする授業方略を検討した。

3.協働を促す工夫

ほとんどの学びは、共同作業だと考えられる。そこでは、アイ

ディアの明確化、葛藤、協同による説明構築が生じる。しかし、

ただ話し合わせただけでは、効果は少ない。協働を促す工夫が必

要である。その一つに、内部で生じる認知過程を観察可能な形で

表す外化という方法がある。外化することで、頭の中に持つイメ

ージの見直しが可能になる。考えが見えることで、議論が活性化

することを「植物には種ができる」という実践をもとに検討した。

4.現象を可視化する

理論を形成するには、現象を可視化することが有効である。人

間の思考活動は,外の事物との相互作用として成立するものであ

り,頭という器の中で表象し,操作するだけのものではなく,外

の事物を必要に応じて利用しながら行われる。台風の動きや光の

進む道筋を可視化することで、児童が規則性を発見していく指導事例を検討した。

                                    (文責:清水 誠)

1.23 2015.8.3 13:00~16:00「化学実験のレシピ」

講座「化学実験のレシピ」実施報告

 

日時:平成27年8月3日(月)13:00~16:10

場所:埼玉大学教育学部B棟4階(化学第1実験室)B406

講師:芦田 実

受講者:7名(教員7名、学生0名)

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要:人工イクラにサーモインクを封入したサーモイクラによる熱対流、鉄-フェナントロリン錯体が赤色と青色に周期的に変化するB-Z反応、塩化アンモニウムの星形結晶が析出する試験管の中の雪、酢酸ナトリウム水溶液の過冷却現象を利用したエコカイロ等の観察・実験を実施した。

 ペットボトルにアルギン酸ナトリウム0.5 gとエタノール5 mLを入れて良く混ぜ、水40 mLを追加して激しく混ぜる。さらに、サーモインク10 mL入れて混ぜ、2 %塩化カルシウム水溶液に滴下してサーモイクラを作製した。サーモインクだけを使用すると中が濁って見えないが、サーモイクラを用いると中まで透き通って、熱の伝わり方および対流を非常に良く観察できる。

 フェロインは鉄イオンにo-フェナントロリンが3個配位した錯体であり、この鉄が酸化されると青色になり、還元されると赤色に戻る。硫酸鉄とo-フェナントロリンを水に溶かし、フェロイン水溶液を作る。臭素酸ナトリウム水溶液、硫酸、マロン酸水溶液、臭化カリウム水溶液を混ぜ、生じた臭素の褐色が消えるまで放置する。フェロイン水溶液を加えて混ぜると、赤色と青色の変化を周期的に何回も繰り返す。シャーレに少し移すと不思議な模様ができ、ずっと見ていても飽きない。

 試験管に塩化アンモニウムと水を入れ、お湯に浸けてガラス棒で混ぜる。完全に溶けきらなくてもよい。お湯から出して空気中でゆっくり冷ますと、きれいな白色の塩化アンモニウムの星形結晶が析出し、成長しながら雪が降るように沈殿していく。微量の食用色素を加えて水に色を付けても面白い。試験管をぬるま湯や水で冷やすと、結晶の析出速度を加速することができる。どの実験も興味深く魅力的であり、受講生に大変好評であった。

(文責 芦田 実)

1.24 2015.8.3~8.19 「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業(実技研修会)」

講座「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業(実技研修会)」実施報告

 

日時 平成27年8月3日(月)     13:00~16:30

   平成27年8月4日(火)     8:30~12:00 13:00~16:30

   平成27年8月19日(水)   8:30~12:00 13:00~16:30

場所 さいたま市職員研修センター

講師 東京大学 工学系研究科 准教授 知花 武佳 

   理科教育専門家 荒井 豊

   日本理科教育支援センター 理科教育コンサルタント 小森 栄治

受講者 6名(教員6名)

領域 Ⅱ

概要  本事業は文部科学省からの委託事業「理科の観察・実験指導等に関する研究協議実施事業」であり、研修会の目的を次のように定め、小・中学校合同の実技研修会を開催した。

   ①小・中学校の理科教育の接続の改善

   ②観察・実験に関する指導力の向上

 

内容(1)「川を知り、川を治め、川と生きる」  講師  知花 武佳 

    ○鑑賞用熱帯魚用の水循環ポンプを活用した、流水の実験モデルを使用した。

    ○2種類及び3種類の大きさの砂が混合された土壌モデルに水を循環させ、川の流れる様子の変化を観察した。

    ○土壌モデルに家や橋を作り、それらを川の流れから守るための工夫を、3~5人程度の小グループに分かれて検討し、結果の確認を行った。

    ○より強固な土壌を作るために必要な条件を、モデルによる実験結果から導き出した。

 

(2)「ヘッドアースモデルで宇宙の授業」  講師  荒井 豊  小森 栄治

    ○ヘッドアースモデルとは、自分の頭を地球として、鼻先に人が立って南を向いていると設定したものであり、装着した人にとっての東西南北を即座に判断できるものである。また、このヘッドアースモデルを装着した人を他者が見ると、装着した人にとっての東西南北も即座に判断することができる利点がある。

   ○ヘッドアースモデルを活用し、地球からの視点と宇宙空間から俯瞰した視点の違いを生徒に伝えるための工夫を実感させた。

    ○ヘッドアースモデルを活用し、自分を中心として方位概念を定着させるための工夫を実感させた。

    ○講義室の中心に太陽モデルの丸型電球を設置し、ヘッドアースモデルを着用した参加者を地球と見立て、それぞれの場所によって、方位や時刻が異なることを実感させた。

    ○月の南中高度が季節によって変わることを、ヘッドアースモデルを活用することで、参加者自らが導き出せることを実感させた。                                                    

(文責:佐久間 貴宏)

1.25 2015.8.4 13:00~16:30「物理量の扱い方 (振り子の運動を例に)」

講座「物理量の扱い方 (振り子の運動を例に)」実施報告

 

日時:平成27年8月4日(火)13:00~16:30

場所:教育学部物理学第一実験室

講師:大向隆三

受講者:7名

領域:Ⅱ

概要:物理における実験では、「量」を測ることが基本です。測定の結果得られた値が同じか異なるか、異なる場合にその差はどのような意味を持つのかは、実験ごとに慎重に検討すべき内容です。本講座では、このような物理実験で得られた測定値についての見方を学ぶと同時に、小学校の授業を想定して実際に自分で行った実験結果を講義で学んだ方法を用いて分析・検討するトレーニングも行いました。

はじめに、物理実験における誤差に関して講義を行いました。誤差とは何か、算術平均の原理、誤差の種類分け、偶然誤差の統計的な処理方法などについて、図や式も用いて解説しました。 受講者は何気なく測定値の平均値を求める作業を児童や生徒に指示している経験を持っていましたが、本講義での解説によって明瞭にその科学的根拠を理解できたのではと考えます。

 次に小学校理科で行われる振り子の周期測定を例に実験を行いました。ストップウォッチを用いて10周期の値を10回測定し、振れ幅を5度から80度まで変化させて測定しました。 「振り子の等時性」は振れ幅が小さいときに限り成り立ちますが、今回の測定結果を誤差の値と関連付けて解析し、振り子の周期が振れ幅を大きくするに従って長くなって行くことを確認できました。これは、振り子の等時性を振れ幅に関係なく普遍的に成り立つと勘違いしている受講者には少し驚きの結果であったようです。また、サイクロイド振り子の試作と周期測定実験も実施し、こちらは、振れ幅によらず周期がほぼ一定であることを定量的に確認できました。

 受講者の中には数値の扱い方について慣れていない方も見られましたが、共同実験者と協力し合いながら実験を遂行できました。機械的に数字を扱うのではなく、その背後に隠れた科学的な意味を問う、それこそが見えない自然を観ることが出来るようにする重要なツールであることを受講者の皆さんは認識できたのでは思います。

 

(文責 大向隆三)

1.26 2015.8.4 8:45~12:00「初任者研修教科等研修Ⅲ「中学校理科」」

講座『初任者研修教科等研修Ⅲ「中学校理科」』実施報告

 

日時:  平成27年8月4日(火)8:45~12:00

   

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師: 赤地 芳輝(さいたま市立美園中学校分教室 教諭)

藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

   

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:物理領域における指導の在り方や教材の工夫等について、中学校理科初任者を対象とした初任者研修の一つの講座である。(17名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:講義「物理領域の指導の在り方」

   実習1「凸レンズの仕組み」

      「ICTを利用した凸レンズによってできる像の確認実験」

   実習2「EXCELを利用した理科実験」

      「事故防止と安全指導について」

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.27 2015.8.4 9:00~10:30「CST授業研究」

講座「CST授業研究」実施報告

日時:平成27年8月4日(火) 9:00~10:30

場所:    埼玉大学教育学部講義室

受講者:12名(教員7名,学生5名)

講師:    小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:授業研究会を企画・実施し,理科指導力の向上を図る知識とスキルを培う。本講座では,理科授業研究の課題設定と授業ビデオを用いた理科授業研究会の企画・実施を中心に扱う。

内容:

1.理科授業の課題とは

生きる力としての理科学力/知識技能の習得と活用/科学的リテラシーの重視/学習意欲の改善

2.優れた理科指導とは

理科授業が評価される観点/理科授業ビデオの研修会での活用

3.授業「動物の体のはたらき」を事例として

課題の意識化5分,予想12分,実験説明2分,実験17分,結果発表5分,まとめ6分,深化3分(約30分間思考を喚起,20分間観察実験活動)/理科授業評価カードを用いた授業分析

課題:レポート

 授業研究は,特定課題の解決に向けた指導案を作成し,実践結果を自分でまたは複数の教員とともに分析し,改善の方向性を検討するものです。次に掲載されている指導案の中から,授業研究として参考になると思うものを1つ選び,その指導案のどのような点があなたにとって参考になるかを説明してください。『平成25・26年度 コア・サイエンス・ティーチャー(CST)指導案集』

受講者のレポートから:

○単元計画からも本時の展開からも、児童が思考する時間が十分確保され、児童が主体的に問題設定をし、探究していく展開になっています。本指導案を参考に、私自身も児童の主体的な学習を計画・実践していきます。

○ここまで、記述が詳細で、緻密な作りの指導案を私は見たことがない。児童の実態に関して、指導内容に対する調査結果だけでなく、理科そのものについての情意面での調査も行い記述されている。また、本時だけでなく、前時の展開も記述されており、指導の連続性がわかりやすい。私にとって、これから、指導案を記述する際の参考になった。

○児童だけで問題を見つけるのは今まで難しいと感じていたが、授業者の発問の仕方によって児童の言葉や気づきから問題を立てられることを感じた。

○児童が主体的に問題解決を行うことができるよう,児童が保持する素朴概念を科学的な概念に転換するための事象を意図的に提示することで,驚きや疑問から課題を明確に持たせる工夫が随所に見られる。

○授業を進める際,教科書や指導書の内容を中心に考えてしまいがちだが,目の前の児童を変えていくことが大切である。そのために,児童の実態を把握し,指導の一貫性が重要であることを改めて考えることができた。

○単元を通しての意識の変化や1つの実験によって児童の思考がどのように変容するかをあらかじめ考える事により、単元の最後へ向けての理解が深まる

                                                                                                                              (文責:小倉 康)

1.28 2015.8.4 10:40~12:10「ICT活用」

講座「ICT活用」実施報告

日時:平成27年8月4日(火) 10:40~12:10

場所:埼玉大学教育学部講義室

受講者:12名(教員7名,学生5名)

講師:小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要: 観察・実験にコンピュータを活用した理科授業の展開

内容:

1.各種センサーを用いたコンピュータ計測の基礎

2.小・中学校単元で温度センサーを用いた指導例

3.パソコン、タブレット(iPad等)と連携した授業展開

課題:レポート

理科にICT機器を活用したことがない教員に向けて、紹介したい活用法をひとつ取り上げ、それを具体的な授業場面でどのように活用するか説明してください。

受講者のレポート:

○理科の4観点の教育目標別に見たICTの活用場面(小倉、2010)より考える小学校の授業場面

自然事象への関心・意欲・態度/自然事象についての知識・理解を高めるために

・小さくて見えにくいものを、大きく見せる

(顕微鏡の接眼レンズから見える倍率を画面に映し出す)

・実際に見えないもの、見えにくいものを見せる

(磁石の磁力線、電流の流れ、水蒸気、星や月、水溶液に溶けている物、酸素と二酸化炭素など)

・時間的に扱えないものを見せる

(1日の雲の流れを、定点観測によって短い時間に縮めて見せる)

・変化がゆっくりなものを、見せる

(発芽や植物の生長を定点観測によって実際に動いているように見せる)

科学的な思考・表現を高めるために

・インターネットで有用な情報を検索する

(大地のつくりで地層が見える場所の映像を探す)

・モデルや仮説を検討するためにプログラムを使って確かめたりシミュレーションする

(理科ネットワークなどからプログラムを利用する)

・観察実験の分析や一般化(データを表やグラフで処理したり数学的に解析する)

(エクセルなどのソフトを利用して、各班のデータを集約し、クラス全体の規則性としてとらえる)

・実験や観察のまとめのプレゼンテーションに使用する

(パワーポイントなどのソフトを利用する)

・自分の考えを表出したものを掲示する

(ノートに書く時間よりも早く掲示して、伝える時間を多くする)

・他者との交流に使用する

(他の人の考えを聞くだけでなく、見ることで伝わりやすくなる)

観察実験の技能を高めるために

・インターネットで観察実験データを入手する

(理科ネットワークなどからデータを利用する)

・実験観察の様子を撮影し、考察に使用する

(流れる水のはたらきの流水モデル実験を録画して繰り返し再生する)

・各種センサーを用いて計測する(コンピュータ制御)

(酸素、二酸化炭素濃度の時間経過や、気温のグラフなどを計測する)

・プログラムによって機器を操作したり制御する

(電流を流すスイッチをプログラムによって自動的に切れるようにする)

                                                                                                                              (文責:小倉 康)

1.29 2015.8.5~8.6 8:45~16:30「初任者研修教科等研修Ⅱ「小学校理科①②」」

講座『初任者研修教科等研修Ⅱ「小学校理科①②」』実施報告

 

日時:① 平成27年8月5日(水)8:45~16:30

   ② 平成27年8月6日(木)8:45~16:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:①阿部 順行(さいたま市立岸町小学校 教諭)

藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

   ②原 伸介(さいたま市立大宮西小学校 教諭)

    藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員2名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:顕微鏡、ガスバーナーなどの基本的な実験器具の使い方や実験器具の使い方の指導方法及び安全指導のポイントを知ることを目的とした、小学校教員を対象とした初任者研修の一つの講座である。(8/5 112名参加、8/6 113名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:講義「小学校理科指導の在り方」

   実習1「ガスバーナー、アルコールランプ等の加熱器具の指導」

      「事故防止と安全指導について」

   実習2「気体検知管、上皿天秤、顕微鏡の指導」

      「事故防止と安全指導について」

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.30 2015.8.5 9:00~12:10「物理学実験Ⅱ」

講座「物理学実験Ⅱ」実施報告

 

日時:平成27年8月5日(水)09:00~12:10

場所:埼玉大学教育学部B棟3階 物理学弟1実験室

講師:近藤一史(埼玉大学教授)

受講者:8名(教員3名、学生3名)

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要:「科学とことば」、「物理実験に必要な工作技術」というテーマで講義を行った。

1.「科学とことば」

 平成20年学習指導要領においては、小・中学校どちらにおいても、「言語活動」についての記述がある。どのような「言語活動」を行うかは、あまり明確ではなく、様々である。

本講座では、「科学とことば」(担当者が大学で行っていた、「科学と教育」の講義で行っていた内容)を元に、「読んだ者が同一の解釈ができる文章」をテーマに講義を行った。木下是雄著の「理科系の作文技術」について紹介するとともに、担当者が長年レポート採点を行って気づいた点や、教員として、注意すべき点などについての考えを述べた。

2.「物理実験に必要な工作技術」

 理科における電気の分野は、小・中学校どちらにおいても学習する。これらの実験教材では、配線コードの断線、接触不良などがしばしば生じる。これらをきちんと修理しなければ、実験を上手く行うことはできない。

 本講座では、電気工作の基本である「半田づけ」の実習を行った。CSTを目指す者にとっては、必須の工具であると考え、個人所有できるように予算から支給することにした。

 基本的かつ必須の作業として、導線(配線コード)のつなぎ合わせから始めた。ビニールテープではなく、熱収縮チューブによる絶縁についても紹介した。次に、実験で使用頻度の高い、ミノムシクリップ、バナナプラグなどの半田付けの実習を行った。

写真(受講生のレポートより):支給した半田ごてセットと作製したミノムシ、バナナクリップつきコード(左)ならびに作業風景(右) 

 (文責 近藤一史)

1.31 2015.8.6 15:15~16:45「いろいろな形の有機化合物」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「いろいろな形の有機化合物」(講義)実施報告

日 時: 平成27年8月6日(木)15:15~16:45

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 講師 佐藤大

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

概要:  有機化学とはどんな学問?その中で扱われている有機化合物を、視覚的にイメージさせるためのツールが「構造式」です。構造式を正しく描けるようになると、有機化合物への理解が飛躍的に深まります。そのための基本ルールを概説するとともに、様々な形の有機化合物を紹介します。

1.32 2015.8.6 13:30~15:00「女性科学者の芽セミナー第2回」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「女性科学者の芽セミナー第2回」 実施報告

日時: 平成27年8月6日(木)13:30~15:00

場所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 助教 高橋拓子

     埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 鈴木美穂 

     埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 長谷川有貴 

受講者:CST受講生出席数:2名  

     小学校教諭 2名 

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要: 私たちが生きていくのに欠かせない酸素。これは、大昔に始まった光合成によって地球上に生み出されました。光のエネルギーで、水と二酸化炭素から酸素と炭水化物を作り出すなんともユニークな光合成のしくみや、光合成がこれからの私たちの生活にどう役立つかについてわかりやすく紹介します。また、私が研究者を目指したきっかけやこれまでの道のりついてもお話します。
その後埼玉大学の女性科学者たちを囲み、座談会を行います。

1.33 2015.8.6 9:00~12:10「カラフルな植物細胞の世界」

講座「カラフルな植物細胞の世界」実施報告

 

日時:平成27年8月6日(木)9:00~12:10

場所:教育学部B棟4階生物学実験室

講師:金子康子(埼玉大学教育学部)

受講者:7名(大学院生1名、学部生1名)

領域:Ⅱ CST観察実験

概要:色とりどりの花や野菜、紅葉など植物の色が、細胞のどこにどのような形であるのかを顕微鏡観察で探り、植物細胞の特徴や成り立ちを学んだ。

○  観察例

赤いパプリカの細胞にはオレンジ色の有色体(葉緑体の仲間)が点在している(左図)。

ピンク色のヒャクニチソウ花弁では細胞体積の大部分を占める液胞が色づく(右図)。

スケールバーはいずれも20 μm

○  受講者の感想から抜粋

<見えないものが見えるということ>

 日常の世界から、いつもは見えない小さな世界を知ることは、いつもの自分を振り返る大変良い機会を得ることなのだと感じた。

 宇宙飛行士は宇宙から地球を眺めることで人生観が変わる、という話を聞いたことがあるが、顕微鏡をのぞくというのは同じことだと感じた。学生が作った宇宙から地球を見ることのたとえにつながるが、大きなものも、実は大変小さなもの一つ一つがあるから成り立っている。そのことに気付くことができるだけでも、大変意味のある学習になった。

 ヒャクニチソウなどのキク科の植物は受粉効率がよいから繁栄しているとか、植物は重力をデンプンで感受するとか、今まで知らなかったことを学習できた。

 今研究されていることは、チャールズ・ダーウィンが見つけたことがもとになっている場合が多く、実はまだ見つかっていないこともたくさんある。観察することで見つかることがまだ山ほどある、という話にはこれからの希望を強く感じた。

まだわからないことが解き明かされることを期待したいし、小学生に教える中で興味関心を強くもたせるような、そんなはたらきかけをこれからもしていきたい。

1.34 2015.8.6 13:00~16:10「わかる!遺伝の規則性とDNA」

講座「わかる!遺伝の規則性とDNA」実施報告

 

日時:平成27年8月6日(木)13:00~16:10

場所:教育学部B棟4階 生物学第1実験室

講師:日比野 拓 (埼玉大学教育学部 准教授)

受講者:7名

領域:II CST観察実験

概要:教科書の改訂により、これまで高校生物の内容だったメンデル遺伝が中学校理科の教科書に掲載されるようになりました。授業の前半では、講義形式をとり、メンデルの生い立ちや、エンドウを実験に用いた理由などを説明しました。また、メンデルが明らかにしたことの中で何が重要であったのか、そしてメンデルの発見が後生に与えた影響についても解説いたしました。

講義の後は、中学校理科の教科書に写真のみ掲載されている、ブロッコリーからDNAを抽出する実験を実際に行ってみました。DNA抽出には特別な試薬や機器は必要なく、機器については家庭にあるミキサーやポット、試薬について中性洗剤や食塩などを使用しました。エタノールを加えるとDNAの繊維が析出してくるところを、すべての受講生が観察することができました。最後に、析出してきたものを酢酸オルセインで染色することで、これが核酸であることを明らかにしました。

(文責 日比野)

 

1.35 2015.8.7 14:25~15:45 「サイエンスカフェ第2回」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「サイエンスカフェ第2回」実施報告

日時:平成2787日(金)14:45~15:45

場所:埼玉大学 総合研究棟1階ロビー

講師:埼玉大学  名誉教授  永澤

    埼玉大学 大学院理工学研究科 教授 田中 秀逸

受講者:CST受講生出席数:1

     小学校教諭 1名 

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要: テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、先生や学生、大学院生と科学の様々な科学の話題について議論した。

1.36 2015.8.7 9:00~12:00「基礎から学ぶ小学校理科研修会」

講座「基礎から学ぶ小学校理科研修会」実施報告

 

日時:平成27年8月7日(金)9:00~12:00

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:伊澤 愛(さいたま市立高砂小学校 教諭)

   藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:小学校理科の観察、実験の工夫や授業づくりの工夫について学び、二学期からの指導に活かすことを目的とした教員対象の希望研修であり、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。(55名参加)

 

内容: 「高学年理科の授業づくり」

「事故防止と安全指導」

小学校第5学年 単元名「流れる水のはたらき」

小学校第6学年 単元名「大地のつくり」

       ・単元について

       ・導入の工夫について

       ・教材教具の工夫について ~実践例を通して~

       ・事故防止と安全指導について

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 藤田 雅彦)

1.37 2015.8.7 13:00~16:30「天体観測実習」

講座「天体観測実習」実施報告

 

日時:平成27年8月7日(金)13:00~16:30

場所:埼玉大学教育学部H棟屋上及びG109室

講師:大朝由美子

受講者:3名(教員2,学生1)

領域:II

概要:本講義は「最も近い恒星~太陽~を観測しよう」と言うテーマで実習を実施した。

太陽は、私たちにとって最も身近な恒星であり、生命地球にとって欠かせないエネルギー源である。しかし、太陽は非常に強い光を放つため、普通の望遠鏡で見ることはできず、学校現場で行う場合には、投影板を用いた間接的な観測に限られる。従って本講義では、まず太陽及び恒星と惑星などの基本的な知識について講義を行い、その後、太陽観測が実施可能な特殊な装置を取り付けた光学望遠鏡と電波望遠鏡を使って、太陽の観測体験及び自ら測定したデータの解析とそこからどのような考察が導かれるかという観点のもと、実習を行なった。

参加者の教員らは望遠鏡を用いた太陽観測が初めてであり、熱心に取り組む様子が見られた。また、同時に小中高校生に対しても授業を行ったため、実際に児童生徒がどのような着眼点を持ち、いかに学ぶか、どのような発問をするかを見ながら、体験的に学べただろう。

レポートとして、本講義で学んだことを授業や特別活動等の学校現場でどのように生かせるか、と言う課題を課したところ、講義・実験で学んだことに基づいて、小学校第6学年で学ぶ「月と太陽」の単元でどう生かすか、中には授業案などをレポートにまとめてあった。「今回は学んだことを生かし、より多くの画像や数値により授業を展開し、興味関心を高め、確実な理解を図る授業を行いたいと思います。また、マカリの使用方法も覚えたので、校内の他の先生は地区の先生方にも広めていけたらと考えています。」という感想も得られており、特に苦手意識の多い天文分野に対して、教員の興味・関心度が高まり、積極的に指導するきっかけとなったといえるだろう。

(文責 大朝由美子)

1.38 2015.8.7 13:30~16:30「中学校理科 観察・実験研修会」

講座「中学校理科 観察・実験研修会」実施報告

 

日時:平成27年8月7日(金)13:30~16:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:赤地 芳輝(さいたま市立美園中学校分教室 教諭)

   藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:中学校理科の観察、実験の工夫や授業づくりの工夫について学び、二学期からの指導に活かすことを目的とした教員対象の希望研修であり、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。(7名参加)

 

内容: 「物理・化学領域の授業づくり」

    「事故防止と安全指導」

     ・DNA抽出実験

      ・事故防止と安全指導について

 

 

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 藤田 雅彦)

1.39 2015.8.10 9:30~16:30 「ICT活用教材作成研修会」

講座「ICT活用教材作成研修会」実施報告

 

日時:平成27810日(月) 9:3016:30

場所:埼玉県立総合教育センター 611研修室

講師:近清 武(マイクロミュージアムラボラトリーCEO)

谷津 勇太(八潮市立八潮中学校教諭)

甲山 貴之、示野 浩生、 大沼 潤一(県立総合教育センター指導主事)

受講者:13名(小学校 8名、中学校 4名、特別支援学校1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要: 本講座は、ICTを活用した効果的な教材提示や大学で開発されたデジタルコンテンツの操作方法を習得し、子供たちの学びに有効な「ICTを活用した授業づくり」を計画する力や指導力の向上を図る演習型のプログラムである。本講座のねらいである「子供たちの学びに有効な「ICTを活用した授業づくり」を計画する力や指導力の向上」を図るために、以下の内容で実施した。

①講義「理科指導実践事例研究及び学習指導案作成」理科教育の教科指導におけるICT活用の考え方や活用場面、実践事例に用いられているデジタルコンテンツの教育的効果などの、『ICTを活用した授業づくり』(学習指導案の作成)の留意点やポイントについて学んだ。

②講義「映像メディア活用による”学び”のデザイン」映像メディアを活用した臨場感のあるコンテンツによる”学び”の促進について、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の体験を含め、教科指導における優位性や効果的な特徴を学んだ。

③演習「デジタル地球儀Dagik Earth」や「天文シミュレーターMitaka」を用いて、映像メディアが及ぼす没入感や臨場感を体験的に学ぶとともに、映像メディアの教育的効果について演習を行った。

④協議「理科指導実践事例研究」子供たちの学びに有効なICT活用の在り方、今後の理科教育に求められているものについて意見を交わした。

成果: ICTを効果的に活用する手法や授業デザインについて以下の感想があった。

   ①ICTを活用した効果的な教材提示やデジタルコンテンツの操作方法を習得した。

   ②目的に合わせたメディアや授業デザインの重要性について理解が深まった。

   ③ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の活用について検討を進めてみたい。

   

(文責 甲山貴之)

1.40 2015.8.18 8:45~12:00「初任者研修教科等研修Ⅵ「中学校理科」」

講座『初任者研修教科等研修Ⅵ「中学校理科」』実施報告

 

日時:  平成27年8月18日(火)8:45~12:00

   

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師: 能見 郁永(さいたま市立指扇中学校 教諭)

藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

   

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:地学領域における指導の在り方や教材の工夫等について、中学校理科初任者を対象とした初任者研修の一つの講座である。(17名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:講義「地学領域の指導の在り方」

   講義・実習1「火山について」

         「火山灰の洗い出し・観察」

   講義・実習2「地層と化石のでき方」

         「化石の発掘」

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.41 2015.8.24 12:30~16:00「先端施設見学第2回(国立天文台 三鷹キャンパス見学」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「先端施設見学第2回(国立天文台 三鷹キャンパス)」 実施報告

日時: 平成27年8月24日(月)12:30~16:00

場所: 国立天文台 三鷹キャンパス 東京都三鷹市大沢2-21-1

講師: 埼玉大学 理工学研究科 名誉教授 永澤 明

受講者:CST受講生出席数:6名  

     小学校教諭 4名 

     中学校教諭 2名 

領域: Ⅰ 最先端の自然科学

概要: 国立天文台 三鷹キャンパスを見学した。従来の職員の説明付き見学の他、下の施設も見学した。     

     ・太陽フレア望遠鏡

     ・ATC(先端技術センター)

1.42 2015.8.25 9:40~16:00「東京ガス根岸LNG基地,J-Power横浜磯子火力発電所 (最先端科学技術施設)訪問」

実地研修「東京ガス根岸LNG基地,J-Power横浜磯子火力発電所

(最先端科学技術施設)訪問」実施報告

 

日時:平成27年8月25日(火)9:40~16:00

場所:東京ガス(株)根岸LNG基地,J-Power横浜磯子火力発電所(ともに横浜市)

受講者:16名(教員11名,学生3名)他引率2名

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

日程:午前10~12時 東京ガス根岸LNG基地訪問研修

午後2~4時 J-Power(電源開発株式会社)磯子火力発電所訪問研修

概要:研修生の報告より

(1)東京ガス根岸LNG基地

・冷熱発電設備を設置し,-162℃という,LNGの低温を利用してメタン・エタン等の流体を冷却,海水で気化を繰り返し,タービンを回して発電を行っていること。その電力で基地内の約3割をまかなっている。冷熱を利用し,液体酸素や液体窒素,超低温倉庫,ドライアイス製造など様々な事業を行っている。

・天然ガスは燃焼時に二酸化炭素や窒素酸化物の排出が少ない。世界における埋蔵量が豊富な資源である。

・石油と異なり,世界各地に豊富に埋蔵されており,リスクを分散しやすい。

・タンカーで海外から運ばれたLNGは液体のまま,タンクに貯蔵され,ガスとして使用する際は,海水で温めて気化し,LPGと混合することで熱量を45MJに調整して,付臭し,各家庭に送っている。

・タンク内部表面のステンレスには凹凸があり,冷えて縮んだ場合にひびが入らないよう工夫されている。

(2)J-Power磯子火力発電所

・大都市部に位置する発電所として公害防止協定を横浜市と結び,排煙脱硫装置を取り付けるなど環境対策に力を入れてきた。世界でもトップレベルのクリーンな石炭火力発電所となった。

・輸入された石炭は,発電所とは別の場所で保管され,小型の石炭船で発電所に運ばれてくる。その後,密閉パイプ内を空気で浮上するベルトコンベヤによって高速運搬され,石炭サイロ,石炭バンカー,給炭機へと運ばれ最後に微粉炭機で粉末状にされボイラーで燃やされる。石炭の輸送過程を密閉した空間で行うことで粉じん対策を行っている。

・ボイラーは上からつり下げられている。燃焼の際の熱によって上下に移動することを考えて設計されている。

・ボイラー内には数千の細いパイプがある。その中を通る水を加熱して高温・高圧の蒸気をつくり,タービンを回して発電している。蒸気条件はUSCを採用し,世界最高レベルの発電効率を実現している。

・環境への配慮を最大限行っており,乾式排煙脱硝装置,乾式排煙脱硫装置,電気式集塵装置を設置している。脱硫装置から回収した硫黄酸化物を利用し,濃硫酸を作製している。

・石炭の副産物である石炭灰も,セメントの材料として全量有効利用している。

                                                                                                                              (文責:小倉 康)

1.43 2015.9.26 13:00~17:00「第3回CST研究会」

講座「第3回CST研究会」実施報告

 

日時:平成27年9月26日(土) 13:00~17:00

場所:    埼玉大学教育学部

受講者:12名(教員等8名,学生4名)

講師:    小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:土曜日午後に「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」をキャッチフレーズとして,県内外で理科を教えている教員が自由に参加できる研究会を開催している。

日程:

13:00-13:40  1時間目 大学からの情報提供

テーマ「平成27年度全国学力学習状況調査の結果をどう生かすか」小倉康(埼玉大学教育学部)

13:50-14:30  2時間目 現場からの情報提供

テーマ「小学校内の理科指導充実に向けた理科主任の発信」島田広彦(滑川町立月の輪小学校)

14:40-15:20  3時間目 大学生からの情報提供

テーマ「福島の津波・放射線被災の現状と小学校での科学教室」埼玉大学教育学部小倉研究室学生

15:30-17:00  4時間目 実践から考える

テーマ「科学部の指導」提供者 髙城英子(元松戸市立小金中学校,工学院大学)

内容:

 1時間目は,8月24日に公表された埼玉県の調査結果から何を読み取るか,今後の小中学校理科教育にどう生かすかについて,参加者とともに議論した。2時間目は,多くの小学校教員が困難を感じやすい理科の指導に関して,理科主任の立場でどのようなサポートが可能かについて,埼玉県内のCST,CSTマスターの学校での取り組みを調べた結果が報告された。3時間目は,福島県での夏期合宿を行い,津波・放射線被災の現状視察と小学校での科学教室を実施した学生が,何を見て何を感じ,何を得たのか,学生自身から報告した。そして,4時間目は,授業以外で理科や科学技術への子どもの能力や関心を伸ばす貴重な機会である中学校科学部の指導について,講師の髙城先生から,千葉県での長年の実績に基づいて,科学研究の指導,企業や大学との連携,小学生向けの活動,ロボット競技の指導と国内・国際大会への参加,SSHと連携した活動への参加など,多様な実践を紹介していただいた後,参加者間で,「科学部の活動をいかに活発にしていくか」について意見交換した。

受講者「暗いイメージの科学部の児童が堂々と活躍している姿が目に浮かびました。きっとクラスの中には,おとなしくしていても,いろいろな興味や知識,能力をもった児童がいます。そんな児童一人一人の良さを引き出し,活躍できる場を与えられたらと思いました。」      

(文責:小倉 康)

 

1.44 2015.10.8 13:00~16:30「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」実施報告

 

日時:平成27年10月8日(木)13:00~16:30

場所:鴻巣市立箕田小学校

講師:鴻巣市教育委員会 指導主事 関根 努

受講者:1名(山本 泰史)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1) 公開授業 単元名「流れる水のはたらき」 小学校第5学年1組

CST候補者を授業者にして、公開授業を行う。流れる水のはたらきについての予想を確かめるために、人工の流れをつくったモデル実験をして調べさせる。流れる水と土地の変化の関係について予想や仮説をもち、条件に着目して実験結果をまとめさせる。

   (2) 研究協議 参加者 小・中学校教員35名

 

内容:(1) 公開授業

・導入で、川の氾濫の様子の動画や絵図等の映像資料を提示する等ICTを効果的に活用し、既習事項を想起させるとともに興味・関心を高めていた。

・学習課題を「カーブの内側と外側とでは、どちらが危険かを調べよう。また、なぜかも考えよう!」とし、内側と外側のどちらが危険か児童に予想をさせ、理由を考えさせていた。

・人工の流れをつくったモデルをグループごとに用意し、流れる水のはたらきについての予想を確かめる実験を行っていた。

・各グループの実験の結果をもとに、児童は考察を書き、内容を整理していた。

・書画カメラで実験の様子を映し出し、学級全体で結果を共有し、本時のまとめを行っていた。

 

   (2) 研究協議

    協議題 「小・中学校の理科教育の接続を踏まえた、理科の授業づくり」

    <視点1> 体験的な学習や問題解決的な学習を重視した指導方法の工夫

○小中の接続

・公開授業の内容は、第6学年の「土地のつくりと変化」や中学校第1学年の「地層の重なりと過去の様子」に学習がつながる。第6学年や中学校では、既習事項を生かして授業を行いたい。

・第6学年や中学校の地層の学習では、学校に保存されている「ボーリング資料」を活用することで、地下の様子を知ることができる。

・校庭にある土の山や砂場を使って流水の実験をすることが多い。理科室での実験は、流れが緩やかで、土地が削られる様子がわかりやすかった。

・中学校では、流水の働きの実験は行っていない。公開授業の観察や実験を大事に扱い、体験的に行わせることで理解を深めたい。

<視点2> 科学的な思考力や表現する力を育成する学習活動の工夫

・課題が明確だと、目的をもって観察・実験ができる。また、その後の考察やまとめについても、何を話し合い、何を書けばよいかがわかるため、課題の立て方が重要である。

・流水の働きの「侵食」等に絞ることで、観察する視点が定まってくる。教師が意図的に視点を示すことが必要である。

・小学校第5学年は、「条件制御」を学習している。公開授業でも、堤防の高さやカーブの数、流す水の量等、条件に気づかせたい。

・観察・実験では、プリントを作成して授業を行うことが多いが、単に記録や穴埋めだけにならないように、科学的な思考力や表現力を育成するようなプリントとなるようにしたい。

 

   (3) 指導講評

○小・中学校の接続

・系統性を意識せず、既習事項を把握しないため、同じような観察・実験を行っている授業が時々見られる。系統性については、学習指導要領解説等を参考にして、小・中の接続を意識して効果的に授業を行ってほしい。

・中学校の教師が「中学校までに身に付けておいてほしいこと」を理科部会で話題にし、理科室の使い方や実験する上でのきまり、実験器具の使い方等について、中学校区や市内で決め、共通理解をしておくと良い。

・小学校は、担任が全教科を教えるため、理科を専門とする教師は少ない。理科主任が中心となり、予備実験を手伝ったり、学校区の中学校教師がアドバイスをしたりしてほしい。

○授業について

・理科室の整理・整頓が行き届き、器具等の名称が写真とともに掲示されている。また、廊下にある体験コーナーは、児童が誰でも触ることができ、科学に関心をもつよう工夫され、理科への環境づくりが良い。

・50インチテレビや書画カメラ、動画等、ICTを活用していた。

・児童は、観察・実験で多くのことに気づき、プリントやノートに書いている。また、グループで気づいたことや分かったことを気軽に話し、良い雰囲気で観察や実験ができている。

・教師は、児童の発言に「なぜ」と切り返し、理由等を聞いていた。児童は、既習事項や生活経験、ニュース等を理由にして、また、科学的な言葉を使って答えることができた。

・実験は立って行っていた。普段から行っているため、自然に、当然のように行っていた。

○全国学力・学習状況調査の活用について

・各校で分析をし、問題等は文部科学省のHPに掲載されているので、活用してほしい。

・4割しかできなかった問題について、再度復習することは必要だが、7割できた問題についても、3割の児童生徒はできていないので再度確認は必要である。

・観察・実験器具については、複数回使用することが必要。体験を通して、名称や操作方法等の定着が図られる。

 

(文責 関根 努)

1.45 2015.10.14 13:00~16:50授業研究会・協議会「埼玉大学教育学部附属小学校教育研究協議会参加」

授業研究会・協議会「埼玉大学教育学部附属小学校教育研究協議会参加」報告

日時:平成27年10月14日(火)13:00~16:50

場所:埼玉大学教育学部附属小学校

受講者:9名(教員6名,学生3名)他引率1名

講師:小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

日程:

(1) 研究授業観察

13:00~13:45 3年3組「光のせいしつ」肥田幸則教諭(CSTマスター)

13:00~13:45 6年1組「太陽と月の影」塩盛秀雄教諭(CSTマスター)

14:00~14:45 5年2組「物のとけ方」杉山直樹教諭(CSTマスター)

14:00~14:45 4年3組「水のすがたと温度」塩盛秀雄教諭(CSTマスター)

(2) 研究協議 15:05~16:40

概要:授業研究を通じた理科指導力向上研修会を計画・実施する実践スキルを養う。

内容:受講者のレポートより

・本時の授業では,どの授業も導入が工夫により意欲を喚起し,児童による問題設定ができていた。脇に置いてある小黒板からは,本時に至るまでの学習内容,単元マップなどが掲示されており,その単元の学習のあゆみがよくわかった。それを見ることで既習内容が確認できたり,本時の予想を立てたり実験方法を考えるための手掛かりとなっていた。また,タブレットなどICTの活用により,事象提示や実験結果を示し,大変わかりやすかった。自分の授業でも取り入れていこうと思う。

・3年生から6年生まで各学年で公開していただきありがたかった。参観した先生方は,自分が担任または担当している学年が必ず見られるのでよいと思う。また,午後からだが2コマ参観できるのもよい。(別意見)2時間,授業を見ることができるのはよいが,同時に2つの授業を公開するのではなく,1時間に1つの授業の方がよいと感じる。集中して授業の参観ができ,協議会も人数が増えることで,授業の視点が増え,議論を深めることができると思う。

・授業の参観にあたっては,付箋紙に記入することで,視点を明確にもち研究のねらいを考えながら参観できた。

・附属中学校同様,今回も授業者のところに分かれ協議が行われた。少人数で協議し,授業者にもその都度,意図や考えを伺いながら話し合うことができ,協議が深まった。私は,5年生「物のとけ方」の協議に参加したが,砂糖を扱った意図や扱うことの難しさ,実験方法の改善案や実験結果の見取りや比較などが話題となり,授業者も直接意見を聞くことで,参考になった。

        (文責:小倉 康)

1.46 2015.10.22 19:00~20:20「小学校理科における観察・実験の充実」

講座『教師力パワーアップ講座「小学校理科における観察・実験の充実」

実施報告

 

日時:平成27年10月22日(木)19:00~20:20

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:大草 遼介(さいたま市立善前小学校 教諭)

   藤田 雅彦(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:「教師力パワーアップ講座」とは、平日の夜間に実施している教員や教職を目指す学生が受講したい講座に自由に参加できる自主参加型の講座である。教科等の授業の在り方や進め方について、仲間と集い、実践的に学び、互いに指導力を高め合うことを研修の目的としている。本講座の目的は、小学校理科における観察・実験の充実を図ることである。(1名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容: 煮干しの解剖

    簡易顕微鏡によるミクロの世界

  

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 藤田 雅彦)

1.47 2015.10.29 13:20~16:30「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」実施報告

 

日時:平成27年10月29日(木)13:20~16:30

場所:坂戸市立桜中学校

講師:坂戸市教育委員会 副課長兼指導主事 奥隅 一之

受講者:1名(教員1名、学生0名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:公開授業 単元名「電気の世界」 中学校第2学年1組

     CST候補者を授業者にして、公開授業を行う。本授業研究会は、磁石の周りには、磁力の働く空間があることについて興味・関心をもって追究する活動を通して、磁界には向きがあり、その磁界の向きを表現するものとして磁力線があることを見いだし、可視化することで磁界を理解することをねらいとしている。また、ジグソー法による討議活動を行う事で、実験結果を整理して課題を解決する能力を身につけさせる学習でもある。

(2) 研究協議 参加者 小・中学校教員38名

内容:(1) 公開授業

    ・小学校での既習事項を復習し、磁石の周りには、磁力の働く空間があることについて理解した。その後、磁石につくモールの様子、磁石を近づけた方位磁針の向き、棒磁石のまわりに撒いた鉄粉の模様を調べる実験を行った。

    ・実験結果から、磁界には向きがあり、その磁界の向きを表現するものとして磁力線があることを見いだした。また、ジグソー法による討議活動を行った。

(2) 研究協議

    <視点1> 実験を充実させる場面(説明、活動、個別支援等)で「よかった点」と「課題と感じた点」

    ・小・中学校の接続を踏まえた授業になっており、学習課題の提示や、予想やその理由を発表することにより、生徒が明確なねらいを持って意欲的に実験に取り組めていた。

    ・時間的な配分や、実験器具の量や説明に工夫が必要であった。

    <視点2> 実験の結果から、考察、まとめにいたる場面で、「よかった点」と「課題と感じた点」

    ・各班の実験結果やまとめが可視化されており、まとめを共有化することができ効果的であった。

(3) 指導講評

    ・磁石について学ぶ必然性をもたせるために、生徒自ら問題を発見する場を設け、学習や実験に対する意欲や関心を高めていた。

・目に見えない磁界を扱うため、生徒たちが科学的な知識を獲得するためには、「視覚的」に「立体的」に捉えながら考えていく指導が必要となるが、磁石がつくる磁界を、モールや方位磁針といった具体物を使用した実験を行うことで磁界のイメージをもたせた。

・自分の考えを全体の場や小グループ内で伝え合う際に、自分の考えや描画法によって絵や言葉で自由に表現することができるワークシートや、自分の考えを図などで表現し、交流できるようにホワイトボードを活用することで表現しやすい環境を整えた。また、交流の場や討論を通して言語活動を充実させた。

・今後の課題として、机間指導中は、生徒のあいまいな考えに対して補足・アドバイスを行い、論理的な説明ができるよう支援を行う。さらに、生徒の思考力を把握し、授業を構成し、本時のねらいに迫る授業展開を行うことで、科学的な概念への定着を図って欲しい。

 

(文責 奥隅一之)

1.48 2015.6.27 9:00~13:00「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」実施報告

 

日時:平成27年12月4日(金)13:30~16:30

場所:秩父市立尾田蒔小学校

講師:秩父市教育委員会 教育相談員 磯田 喜次

受講者:1名(教諭 松本 尚樹)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1) 公開授業 単元名「水溶液の性質とはたらき」 小学校第6学年2組

     CST候補者を授業者にして、公開授業を行う。金属が溶けた液を蒸発させて出てきた物質の性質をもとの金属と比較しながら調べ、記録する。その結果から、水溶液には金属を別の物に変化させるものがあることを理解させる。

    (2) 研究協議 参加者 小・中学校教員16名

 

内容:(1) 公開授業

    ・ 「5種類の水溶液の正体を探ろう」という設定で、気体が溶けているもの、固体が溶けているもの、と整理しながらそれぞれの正体を見極め、性質を調べていく活動を計画し、単元を通して児童が見通しをもって問題解決に取り組めるような学習を進めることができた。

   ・科学的な考え方や表現力を育成するための具体的な手立てとして、相手にわかりやすく伝えるための話し方、考察の書き方などを継続的に指導し、それを生かすための話し合いや発表の場面も確保されていた。

   ・児童の思いを継続・発展させるためにポートフォリオを活用し、新たな疑問から次時の課題意識へとつなげ、主体的な学習活動が展開されるよう工夫されていた。

   ・水溶液の性質や働きについての見方や考え方を深めることで、中学校における化学変化に関わる学習へのつながりを意識する内容となっていた。

   (2) 研究協議

   <視点1> 児童に見通しをもたせ、学習意欲を喚起するものになっていたか。

   ・学習過程において、個々の児童のネームプレートをマークさせて予想の明確化を図るなど、実験結果への期待感をもたせるよう工夫されていた。 

<視点2> 科学的な体験を重視し、実感を伴った理解が図られていたか。

   ・5種類の水溶液名を表示せず、既習事項や生活体験を生かしながら実験を通して問題解決ができるようにした。

<視点3> 言語活動の充実が図られていたか。

・定型文指導を通して考察を書きやすくし、話し合いも深まるよう工夫されていた。

(3) 指導講評

・既習事項を生かし、推論しながら水溶液の性質を主体的に追求できる学習活動となっていた。

・ポートフォリオの継続的活用は、授業ごとの評価だけでなく、児童の思考を継続・深化させるためにも有効な手立てとなっていた。

・ティームティーチングによる協力的な指導体制により、個別支援も充実していた。

・学習の系統性を明確にし、学力向上につなげるためにも小・中連携は重要である。

・ユニバーサルデザインの考え方を生かし、全員に分かる授業づくりを工夫したい。

 

(文責:磯田 喜次)

1.49 2015.11.7 15:00~15:50「女性科学者の芽セミナー第3回」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「女性科学者の芽セミナー第3回」 実施報告

日時: 平成27年11月7日(木)15:00~15:50

場所: 放送大学埼玉学習センター8階講堂

講師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 助教 松本 倫子

     埼玉大学 大学院理工学研究科 大学院博士前期課程2年 鵜沼 由布子 


受講者:CST受講生出席数:1名  

      小学校教諭 1名 

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要: 研究の様子や日常生活の紹介などのあと、埼玉大学に在中の女子学生・女子大学院生を囲んで座談会を行いました。

女性科学者の卵として活躍中の先輩に、大学生活や将来の夢など、いろんなことを聞いてみました。

            

1.50 2015.11.19 13:00~16:30「さいたま市教育研究会研修大会における研究授業」

講座「さいたま市教育研究会研修大会における研究授業」実施報告

 

日時 平成27年11月19日(木)13:00~16:30

場所 さいたま市立大成小学校、さいたま市立中尾小学校、さいたま市立大砂土東小学校

   さいたま市立第二東中学校、さいたま市立白幡中学校、さいたま市立片柳中学校

講師 指導1課指導主事

受講者 1名(教員1名)

領域 Ⅲ

 

概要  さいたま市では、各学校の教育指導の充実、教職員の資質の向上に寄与し、さいたま市の教育振興に期するため、「さいたま市教育研究会」が組織されている。毎年11月に「さいたま市教育研究会研修大会」を開催し、公開授業及び研究協議会を行っている。

 

内容(1)単元名

会場

学年

単元名

さいたま市立大成小学校

さいたま市立中尾小学校

さいたま市立大砂土東小学校

さいたま市立第二東中学校

さいたま市立白幡中学校

さいたま市立片柳中学校

第4学年

第4学年

第6学年

第3学年

第1学年

第2学年

水のすがたと温度

水のすがたと温度

電気とわたしたちのくらし

いろいろなエネルギー

光と音

電気の世界

 

(2)研究協議

 各会場において、該当単元についての協議を深めるとともに、日頃の授業での悩みや工夫につい

ての情報交換が活発に行われた。

 

 

(文責:佐久間 貴宏)

1.51 2015.11.7 13:00~17:00「「第4回CST研究会」

講座「第4回CST研究会」実施報告

 

日時:平成27年11月7日(土) 13:00~17:00

場所:    埼玉大学教育学部

受講者:20名(教員等13名,学生7名)

講師:    小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:土曜日午後に「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」をキャッチフレーズとして,県内外で理科を教えている教員が自由に参加できる研究会を開催している。

日程:

13:00-13:40  1時間目 埼玉県の情報

テーマ「平成27年度全国学力学習状況調査の結果を受けて」

 塚田昭一(埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課主任指導主事)

13:50-14:50  2時間目 福井県の情報

テーマ「福井県の理科教育とCST事業の役割」

 淺原雅浩(福井大学地域科学部教授)

15:00-16:40  3・4時間目 CST・CSTマスター教員からの情報

テーマ「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」

情報1「中学校CSTとしての小中学校での取り組み」井形哲志(上尾市立大石中学校)

情報2「児童・教員がより理科を好きになるための工夫」松井 健(さいたま市立上里小学校)

内容:

 1時間目は,8月24日に公表された調査結果を県としてどう分析し,今後の小中学校理科の授業改善にいかにつなげるかについて説明していただいた。2時間目は,全国学力学習状況調査で毎年トップ水準の学力を示している福井県から講師を招いて,福井大学のCST事業の取り組みや,福井県の学校の様子や特徴的な理科教育の取り組みを説明していただいた。3・4時間目は,小中学校の認定CST,CSTマスターの教諭から,児童・生徒と教員がより理科を好きになるためにどのような工夫をしているか,日頃の実践を紹介していただいた。

受講生レポートから:

-本県の児童の課題として,基本的な知識の定着がなされていないこと,特に実験観察の技能に関する部分が弱いことが再度確認できた。また,考察したことを記述することにも課題があることがわかった。授業において以下に留意すべきである。①知識の確実な定着を図るため,実際に観察した事実を言葉と関連づけてとらえる指導を行う。②学んだことを適用できるようにするために,獲得した知識を身のまわりの事象に当てはめて考える思考過程を言葉で整理することを意識する。③構想する力をつけるため,実験を開始する前に結果の見通しをもち,その内容を相互に発表・説明するなどさせる。予想が一致した場合に得られる結果を見通して実験計画を立てさせる。④批判的思考をつけるため,予想と結果を照らし合わせ,一致しなかった場合には予想をふり返らせたり,見直したり,友だちの考えを参考にさせることによって,自分の考えを修正し,結果から適切に考えられるようにする。⑤三現(現地,現物,現人)を大切に授業づくりを行う。

-福井の風土である。「孫育て」という言葉からもわかるように,祖父母による教育など,学校,家庭,地域が1つになって子どもを育てるという風土,そして,教師を信頼し,落ち着いた学校環境の中で,当たり前のことを当たり前にできるという風土は子どもたちの学力の形成に大きな役割を果たしているのではないかと感じた。2つ目は,教員の採用形態である。教員として校種を問わず採用し,小,中,高校間で異動があるということは,教科の高度な知識だけでなく,様々な子どもたちに対応する教員としての力量が必要となる。そのような教員が指導にあたれば,子どもたちの学力が高まることも納得できる。3つ目は,全県で統一された教科書の使用と,独自教材の開発である。教科書が同じで変わらないということは,全県単位で教材研究の継続と相互理解,蓄積ができるということである。このことにより,県内での教科指導の質に大きな差が生まれることなく,上位層,下位層が少なく,レベルの高い中間層が多いという福井の現状があるのではないかと感じた。

-井形先生による理科授業に関する講演で特に参考になったのは,ノート指導である。①授業後に児童自身にその授業の題名をつけさせることで,学んだことをふりかえり,要約させるとともに,教師がその児童の理解度を把握することができる。②1ページ目は空けておき,全部書き終わったら目次をつくること。③ノートの右すみに印をつけ,その位置によって自分の理解度を一目でわかるようにする理解度メーター。④紙面を4分割し,記入する内容によって場所を変えること,1ページにまとめること。⑤まとめ終わったところまで右下を切り,どこまで記入したかがすぐにわかるようにすること。

-松井先生「基礎・基本・安全」を重視した児童・教員がより理科を好きになるための工夫では,話し合い活動を取り入れたり,探究活動のステップを明確にしたりして,児童がより理科を身近に感じるように工夫されている。また,理科室の安全指導を徹底することで,理科の苦手な先生の不安を解消する取り組みが素晴らしい。理科室のラベルに名前や写真だけでなく,使い方を3行にまとめて掲示してあるのが参考になった。教材研究にも一緒に取り組んでいく姿勢を見せることで,不安を好きにさせるためのしかけをしていくことが大切だと感じた。               

(文責:小倉 康)

 

1.52 2015.12.8 13:40~16:30「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」実施報告 

 

日時:平成27年12月8日(火)13:40~16:30

場所:春日部市立八木崎小学校

講師:埼玉県教育局東部教育事務所  舘野 俊之  指導主事

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1)公開授業 単元名 「水溶液の性質」 小学校 第6学年3組

    本時では、身近な事象から「水溶液は金属をとかすのか」という課題を設定し、4つの水溶液(塩酸、炭酸水、食塩水、アンモニア水)にアルミニウム片を入れ、それぞれの変化の様子を観察した。実験を安全に留意して行うこと、実験の過程や結果を的確に記録することをねらいとして、CST候補者が公開授業を行った。

(2)研究協議 参加者 小学校教員 22名、中学校教員 13名

    ワークショップ型研究協議会において、「私の授業の観てほしいポイント」に沿って、授業のよかった点、授業の改善点、改善提案について6班で話し合い、その結果の発表を行い、参加者で共有した。

内容:(1)公開授業

    CST候補者は、私の授業の観てほしいポイントとして、次の3点に重点を置いた工夫を行った。

    1つ目は、「小・中学校の学習の系統性を意識した指導の工夫」として、マローブルーを指示薬として使用し、酸性やアルカリ性を示す水溶液には強弱があることを視覚的に捉えやすくし、水溶液の性質への理解を深めた。

    2つ目は、「体験的な学習や問題解決的な学習を重視した指導方法の工夫改善」として、春日部駅にある銅像が酸性雨によって変化している様子を取り上げ、金属を変化させる水溶液があるか調べる課題を児童とともに設定し、児童が自らの問題として主体的に活動できるようにした。

    3つ目は、「目的意識をもって観察・実験を行うための指導の工夫」として、1枚ポートフォリオに毎時間自分の考えを記録させ、児童の理解を把握し、指導に生かせるようにした。

   (2)研究協議

   ・マローブルーを指示薬として使ったことで酸とアルカリの強弱がはっきりとわかり、中学校との関連が図れている。強弱の指標を示しておくと、なおよかった。

・ノート指導がよくなされていて、中学校でのレポートの作成につながる。

(3)指導講評

   ・学習過程(事象の提示・課題・予想・計画・実験・結果・まとめ)がしっかりしている。

   ・導入は教科書資料で済ませることもできるが、身近な事象を活用することにより、児童にとって「自らの問題」という意識で実験・観察を行うことできた。

   ・1枚ポートフォリオは思考の「見える化」を図ることができる。教師のねらいと違う意図の標記があれば、授業改善につながる。

(文責:秋山 法之)

1.53 2015.12.25 11:00~12:15「黄金比とフィボナッチ数」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「黄金比とフィボナッチ数」(講義)実施報告

日 時: 平成27年12月25日(金)11:00~12:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 神奈川大学 講師 小林雅人

受講者:CST受講生出席数:2名

      小学校教諭:2名

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

概要:  円周率と並ぶ不思議な定数「黄金比=1.618...」は正五角形、黄金長方形、iPod、名刺などいろいろなところで顔を出す。さまざまな計算を通して、「フィボナッチ数」との関係性を学んだ。

1.54 2015.12.25 13:00~14:15「コンピュータを使って化学する」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「コンピュータを使って化学する」(講義)実施報告

日 時: 平成27年12月25日(金)13:00~14:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 理工学研究科 教授 高柳敏幸

受講者:CST受講生出席数:2名

      小学校教諭:2名

領域:: Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:  物質の性質は電子の運動の仕方によって決まっていて、それは量子力学の方程式で書かれている。したがって、これをコンピュータで解けば、実験することなしに、分子のことがわかる。この手法で、未知の分子を探索したり、化学反応を予測したりすることが盛んに行われている。これらの手法について紹介した。

1.55 2015.12.25 14:30~15:30「サイエンスカフェ第5回」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「サイエンスカフェ第5回」実施報告

日時:平成27年12月25日(金)14:30~15:30

場所:埼玉大学 総合研究棟1階ロビー

講師:埼玉大学  名誉教授  永澤

    埼玉大学 大学院理工学研究科 教授 井上 直也

    埼玉大学 大学院理工学研究科 教授 高柳 敏幸

受講者:CST受講生出席数:1

     小学校教諭 1名 

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要: テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、先生や学生、大学院生と科学の様々な科学の話題について議論した。

1.56 2015.12.25 15:45~17:00「宇宙を実感しよう」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「宇宙を実感しよう」(講義)実施報告

日 時: 平成27年12月25日(金)15:45~17:00

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 大朝由美子

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

概要:  夜空には、様々な星が輝いています。この星ぼしは、みな同じ種類で同じように輝くのでしょうか?太陽系のむこうにはどのような宇宙が広がっているでしょう・・・?シミュレーションを用いて、私たちのいる宇宙を実感しながら学びました。

 

 

 

 

 

 

1.57 2015.12.25 17:45~「星空観望会」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「星空観望会」(講義・観察)実施報告

日 時: 平成27年12月25日(金)17:45~

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

     埼玉大学 教育学部H棟8階 天体観測室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 大朝由美子

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名       

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要:  星の観測を行った。

1.58 2015.12.26 13:00~17:00「第5回CST研究会」

講座「第5回CST研究会」実施報告

 

日時:平成27年12月26日(土) 13:00~17:00

場所:    埼玉大学教育学部

受講者:29名(教員等24名,学生5名)

講師:    小倉 康(埼玉大学教育学部准教授)

領域:    Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:土曜日午後に「小中学生に,よく分かる,大好きな理科を届けるために」をキャッチフレーズとして,県内外で理科を教えている教員が自由に参加できる研究会を開催している。

日程:

13:00-13:50  1時間目 大学からの情報

テーマ①「ICT(センサー計測)活用の授業提案-模擬授業」提案者 埼玉大学大学院 大越聡一郎(学生CST)テーマ②「教員の知識不足を補うための自己評価表の開発」提案者 埼玉大学大学院 越湖貴久(学生CST)

14:00-16:50  2~4時間目 実験技能講習

テーマ「顕微鏡ウルトラ活用法」講師 小森栄治(日本理科教育支援センター,埼玉大学非常勤講師)

内容:

1時間目は,3月に大学院を修了する2名の学生CSTに,それぞれの修論研究の内容で現職教員に有用と思われる内容を中心に紹介していただいた。2~4時間目は,全国の教員研修会講師としてご活躍の小森栄治先生に,顕微鏡を効果的に活用する様々な方法についてワークショップを提供いただいた。

受講生の感想から:

-顕微鏡を効果的に活用する様々な方法を教えていただきました。

 ①どのような顕微鏡を購入すれば子どもたちが使いやすいのか

  ②初めて顕微鏡を使う小学生に対する効果的な指導法

 ③きれいに観察するための光の調節

 ④気孔を簡単に観察する方法

 ⑤野菜(ブロッコリーやアスパラ)を使っての水の通り道の観察

 ⑥ドジョウの血流の観察

 ⑦バナナの細胞

                                                                                                                              (文責・小倉 康)

 

1.59 2016.1.6 11:00~12:15「インターネットのセキュリティ」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「インターネットのセキュリティ」(講義)実施報告

日 時: 平成28年1月6日(水)11:00~12:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 理工学研究科 教授 吉浦紀晃

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名

領域:: :Ⅰ 最先端の自然科学

概要:  インターネットは今やなくてはならないものになったが、銀行に預けてあるお金を騙し取られるなど、インターネットを利用した犯罪も増加しています。この講義では、インターネットで行われれる犯罪の技術的側面を解説しました。

1.60 2016.1.6 13:00~14:15「高エネルギーガンマ線天文学 ~過去から現在そして未来へ~」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「高エネルギーガンマ線天文学 ~過去から現在そして未来へ~」(講義)実施報告

日 時: 平成28年1月6日(水)13:00~14:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 東京大学 宇宙線研究所 名誉教授 木舟正

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名

領域:: :Ⅰ 最先端の自然科学

概要:  ガンマ線は電磁波ではあるが光子として持つエネルギーが高く、素粒子としての性質を強く示す。ガンマ線に加え他波長の電磁波観測などを総合的にながめつつ、宇宙を飛び交う高エネルギー素粒子の振る舞いを解説する。宇宙の進化、 暗黒物質や加速器による素粒子物理学研究など周辺分野との広く基本的な関係について論じ推測した。

1.61 2016.1.19 13:30~16:40「平成27年度Saitama CST事業成果発表会」

「平成27年度Saitama CST事業成果発表会」実施

 

日時:平成28年1月19日(火)13:30~16:40

場所:埼玉大学総合研究棟シアター教室

受講者:60名

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

 

概要:平成28年1月19日(火)13時30分から,埼玉大学総合研究棟1階シアター教室において,今年度Saitama CSTの事業成果発表会を実施しました。大学内外のCST事業関係者と受講生の現職教員と学生で計60名が出席しました。

開会式で,共同主催者であるさいたま市教育委員会,埼玉県教育委員会,埼玉大学がそれぞれ挨拶を行った後,本事業の実施報告を,さいたま市教育委員会(学校教育部指導1課),さいたま市立教育研究所,さいたま市青少年宇宙科学館,埼玉県教育委員会(市町村支援部義務教育指導課),埼玉県立総合教育センター,埼玉大学の順に行いました。

Saitama CST事業では,4年間に,上記6機関によってさまざまなCST(コア・サイエンス・ティーチャー)養成講座が開催され,右に示すように,学生と現職教員が講座を受講し,CST,CSTマスター,学生CSTとして認定されてきました。

 CSTやCST候補の現職教員が指導者・授業者となった研修会は,県内各地で約150回,参加した小中学校教員は約6800名に及びました。また,県内さまざまな地域の小中学校のうち36校が,CST拠点校に位置づけられ,CSTやCSTマスターの活動拠点として活用されています。

 

 

さいたま市教育委員会からは,今年度実施された全国学力学習状況調査理科のさいたま市の結果が,小中学校ともに全国平均を上回っていることは,本事業の成果の現れと考えていると話されました。

続いて,シンポジウム「Saitama CSTの今後に向けて」と題して,埼玉大学よりも早くCST事業を実施して,国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の4年間の資金支援期間を終了した「神奈川CST」と「大阪府CST」について,それぞれ,横浜国立大学の津野宏准教授,大阪教育大学の任田康夫特任教授から,支援終了後の展開を中心に情報提供していただき,また,埼玉大学と同じく今年度末で支援期間が終了する「三重CST」についても三重大学の後藤太一郎教授から情報提供していただきました。いずれも,とくに資金面で困難を抱えつつ,CSTの養成と活用の継続に取り組んでいる状況でした。三重大学からは,CST事業の取り組み実績が,独立行政法人大学評価・学位授与機構の大学機関別選択評価B「地域貢献活動の状況」において,「主な優れた」6点の最初に挙げられたことが紹介されました。

シンポジウムでは,JSTのCST事業推進委員会の瀬田栄司氏から,全国で1300名を超える教員がCSTとして認定されており,今後,教育委員会の積極的な活用が期待されるとのコメントがありました。

そして,最後の1時間は,認定されたCST,CSTマスター,およびCSTと学生CST候補者の現職教員15名と学生3名が,それぞれの取り組みについて,ポスター発表し,他の参観者に説明したり,質問に応えたりして,理科教育の推進に関わる情報交換を行いました。

公開授業研究会で実施した授業での工夫点や課題に対する具体的な手立ての紹介や,特に力点を入れて研究している指導法の紹介,CSTとして小中連携に取り組んだ活動の紹介,CST講座を受講して特に印象的であった講座の紹介など,中核的理科教員にとって有用性が高い多様な情報の共有が図られました。

 Saitama CST事業は,今年度で支援期間が終了し,来年度は外部資金がない中で可能な事業を展開していくこととなります。これまでの成果が生かされ,次の発展につながるよう,皆様のご理解ご支援を賜れますようお願いいたします。

(文責 小倉 康)

 

1.62 2016.1.30 9:00~16:00「キャリア・シュートロボット大会」

講座「キャリア・シュートロボット大会」実施報告

日時:平成28年1月30日(日)9:00~16:00

場所:さいたま市青少年宇宙科学館

講師:塚本 泰平(さいたま市青少年宇宙科学館 指導主事)

   鈴木 真由美(さいたま市青少年宇宙科学館 指導主事)

受講者:2名(教員2名)

領域: Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:大会の運営補助を通じて、科学に関する啓発事業の企画や運営について学んだ。

内容:  さいたま市在住・在学の小中学生を対象に、2~3名でチームを組み、ロボットを製作し、競技を通じて、その精度やアイディアを競う大会である。

  午前は、キャリアロボット大会を開催した。40チームが参加した。キットセッ    トを基に製作したキャリアロボットを操縦して、一定時間内に指定したゴールにボールを運び、その得点を競った。参加した児童は、大会に満足していた。

        午後は、シュ-トロボット大会を開催した。35チームが参加した。キットセットを基に製作したシュートロボットを操縦して、一定時間内にゴールへ、ボールをシュートして、その得点を競った。中学校の部活動の一環として取り組むチームが多くみられた。冬休み中に部活内で予選を行うなどして、学校で出場チームを決定してもらった。科学部等の活躍の場となっているようである。

          受講者には、得点の記入、ビデオでの撮影を行ってもらった。混乱もなくスムーズに運営を進められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:鈴木 真由美)

1.63 2016.2.4 13:40~16:30「CST実践力向上研修会(実技研修会)」

講座「CST実践力向上研修会(実技研修会)」実施報告 

 

日時:平成27年2月4日(水)13:40~16:30

場所:春日部市立八木崎小学校

講師:埼玉県教育局東部教育事務所  舘野 俊之  指導主事

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1)実技実習 参加者 小学校教員 22名、中学校教員 14名

    CST候補者が、透明ビニール管の中で、水素を安全かつダイナミックに燃焼させる装置を参加者につくらせた。実際に化合させる実験を行わせ、大きな音とともに、透明な管の中を炎がはしる様子を観察させた。小学校6年生「燃焼のしくみ」、中学校2年生「化学変化と原子分子」の学習に活用し、小中連携を図った。

(2)研究協議「理科の授業における観察・実感活動を充実させる取組事例について」

    持参したレポートをもとに、テーマに沿ってワークショップ型研究会を実施した。

内容:(1)実技実習

塩化ビニールを用いて、「水素と酸素の化合装置」を作成し、装置に、水素及び酸素の混合気体を注入し、着火装置で化合させ水のできる様子を観察した。混合比を変えることによって、化合時の音や発火の仕方、水のでき方等が違う様子を観察する。また、小学校6年生「燃焼のしくみ」、中学校2年生「化学変化と原子分子」の学習に活用し、小中連携を図った。

(2)研究協議

 1 観察・実験を充実させる上で効果のあった取組事例について

・事象提示、問題発見、予想・仮説、観察・実験、結果、考察など学習過程を確立させる。

  ・一人一人が実感を伴った理解ができるように、実験の個別化や役割を明確にする。

  ・生物の観察においては、観察の視点をはっきりさせる。

  ・ICTの活用を図り、映像の活用、モデル化の充実をはかる。

 2 観察・実験に関わる課題及び課題解決のための取組事例について

  ・課題:地学系の単元における観察の難しさ。

  ・課題:児童の実験を安全かつスムーズに進めさせるために必要な予備実験の時間確保。

取組:各学年の理科部員を中心に、学年で一緒に行えるような工夫と理科室の整備。

取組:視聴覚資料は一斉指導にも調べ学習にも活用できる。

  ・課題:沸騰する温度の測定では、100℃にならない。

取組:デジタル温度計や温度計が冷えないようにするためフラスコを使うとよい。

(3)指導講評

・経験のある教員から若手教員への知識・技能の伝達を校内研修等で行う。

・授業に課題意識や目的意識をもたせることは、授業の質を高める上で重要である。

  ・観察・実験において、安全指導の徹底をしてほしい。

(文責:秋山 法之)

1.64 2016.1.29 13:30~16:30「CST実践力向上研修会(実技研修会)」

講座「CST実践力向上研修会(実技研修会)」実施報告 【様式1】

 

日時:平成28年1月29日(金)13:30~16:30

場所:鴻巣市立箕田小学校

講師:鴻巣市教育委員会 指導主事 関根 努

受講者:1名(山本 泰史)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1) 実験・実習 参加者 小・中学校教員35名

CST候補者を指導者として、「水素と酸素の化合装置」のものづくりを行う。

    (2) 研究協議

      協議題「理科の授業における観察・実験活動を充実させる取組事例について」

 

内容:(1) 実験・実習

     塩化ビニールを用いて、「水素と酸素の化合装置」を作製する。作製した装置に、水素及び酸素の混合気体を注入し、着火装置で化合させ水のできる様子を観察する。混合比を変えることによって、化合時の音や発火の仕方、水のでき方等が違う様子を観察する。

(2) 研究協議

    <観察・実験を充実させる上で効果のあった取組>

    ・樹脂標本は、昆虫等の体のつくりを詳しく観察することができた。

    ・星や星座の学習では、模型を使用することで関心をもって実験をすることができた。

・顕微鏡映像やノートに書いた内容をスクリーンに映し出し、学級全体で共通理解ができた。

・星や月の動きについてICT(パソコンやタブレット)を活用し、イメージを持たせた。定点カメラは、雲の動き等にも有効だった。

 

    <観察・実験に係る課題及び課題解決のための取組>

    ・観察や実験を好む児童生徒は多いが、考察等は苦手である。身の回りで起こる自然現象と結びついていることに気づかせ、事象について興味・関心をもたせるよう演示等を工夫している。

    ・児童生徒に目的意識がないまま実験を行っていることがある。仮説や予想など考えをもつ時間を授業の中で必ず確保している。

・観察や実験の準備に時間がかかってしまう。理科主任を中心に各学年の授業に関わり、実験準備の支援等を行っている。

    ・理科室の約束や実験器具の使い方等の掲示物を理科室に常時掲示し、共通理解を図っている。

    ・事故防止と緊急時の対応のために、「薬品・器具取扱校内規定」や「応急処置」、「緊急連絡体制」等を全教員に配付するとともに、理科室に掲示した。

 

(3) 指導講評

○小・中学校の接続

・レポートをもとにした協議では、教材教具・ICT・指導方法等の工夫について、小・中学校共に参考になったところが多かった。

・協議の中で、中学校の教師が「自分で考察できる子どもの育成が難しい」と発言し、小学校の教師から「小学校でも、重点化してできるようにしたい」と話し合っていたのがとても良かった。理科室の使い方や実験する上でのきまり等について、中学校区や市内で決め、共通理解をしておくと良い。

○安全・事故防止について

・日本スポーツ振興センターの理科の授業における事故の資料より、小学校では、「切り傷」、「やけど」、「異物が目に入る」事故が多く、中学校では、「やけど」の事故が多い。

・安全に実験をするために

 ①理科室の整理整頓 ②薬品や実験器具に対しての基本的な理解と管理 

③予備実験をし、実験内容や観察内容の危険度についての熟知 ④児童生徒に対する安全指導の徹底 ⑤備品の定期的な点検と修理 ⑥万が一の場合の応急処置に対する理解

 

○全国学力・学習状況調査の活用について

・各学校の分析結果をもとに、各学年で指導を行ってほしい。小学校第6学年や中学校第3学年だけでなく、他の学年でも十分活用できる。問題等は文部科学省のHPに掲載されている。

・4割しかできなかった問題について、再度復習することは必要だが、7割できた問題についても、3割の児童生徒はできていないので再度確認は必要である。

 

(文責 関根 努)

1.65 2016.2.7 9:00~15:30「サイエンスフェステバル」

講座「サイエンスフェステバル」実施報告

 

日時:平成28年2月7日(日)9:00~15:30

場所:さいたま市青少年宇宙科学館

講師:塚本 泰平(さいたま市青少年宇宙科学館指導主事)

受講者:2名(教員2名)

領域: Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:市内中高生が来館者に向けてワークショップを開く

内容:サイエンスフェスティバルとは、市立中学校・高等学校の科学部等の生徒が、来館者に向けてワークショップを開くものである。本年度は12校が参加した。事前に中学生にワークショップの内容や進め方について指導し、フェスティバル当日も積極的に生徒の支援に努めた。どの学校も科学への興味・関心を高めるワークショップを開き、たくさんの来館者から「とてもよかった。」との評価をいただいた。受講者からは、「子どもたちの違った一面が見られてよかった。」「今度は、もっと工夫したワークショップを開きたい。」等の感想があった。

   受講者には、準備や片付けだけでなく、科学館スタッフとして運営にも携わってもらった。

 

(文責:鈴木 真由美)

2 平成26年度

平成26年度の活動レポートです。

2.1 2014.5.10 13:30~15:00「地球に住む君達へ −地球はどんな惑星?-」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「地球に住む君達へ −地球はどんな惑星?−」(講義)実施報告

 

日時:平成26年5月10日(土)13:30~15:00

場所:埼玉大学 総合研究棟1階シアター教室

講師:埼玉大学 教育学研究科理科教育講座 准教授 岡本 和明

受講者:CST受講生出席数:1名

        小学校教諭 1名 

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

概要:

私達は地球人。でもどれくらい地球のことを知っているだろう。私達が生きている惑星地球を概観しました。

講座中に使用した映像のURL:http://www.jst.go.jp/csc/virtual/

 

2.2 2014.5.10 15:00~16:00 「サイエンスカフェ第1回」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「サイエンスカフェ第1回」実施報告

日時:平成26510日(土)15:00~16:00

場所:埼玉大学 総合研究棟1階ロビー

講師:埼玉大学 教育学研究科理科教育講座 准教授 岡本 和明

   埼玉大学 理工学研究科 教授 井上 直也

   埼玉大学 理工学研究科 教授 田中 秀逸

   埼玉大学 理工学研究科 助教授 藤木 友紀

受講者:CST受講生出席数:1

        小学校教諭 1名 

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要:

テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、先生や学生、大学院生と科学の様々な科学の話題について議論した。

 

 

2.3 2014.5.10 16:00~17:30「DNA分子を切断してみよう」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「DNA分子を切断してみよう」(実験)実施報告

日時:平成26年5月10日(土)16:00~17:30

場所:埼玉大学 理学部3号館3階 分子生物学科学生実験室

講師:埼玉大学理工学研究科 助教授 藤木 友紀

受講者:CST受講生出席数:1名

        小学校教諭 1名 

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:

大きなDNA分子を酵素を使って切断し,長さや形状でDNA分子を分けてみた。

2.4 2014.6.5 9:15~16:30「樹木を活用した学習のための研修会」

講座「樹木を活用した学習のための研修会」実施報告

 

日時:平成2665日(木)9:1516:30

場所:埼玉県立総合教育センター江南支所

講師:田口剛、桜庭淳、春田朗紀(県立総合教育センター指導主事兼所員)

   島田修(県立総合教育センター担当課長)

受講者:4名(教員4名)

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要: 身近にある樹木を観察や実験の教材として活用するための研修である。環境に関心を持つ児童生徒を育てるために樹木を教材として生かす方法の習得を目指した。さらに、樹木の生育と関係の深い土壌についても観察を行い、土の性質や土壌動物についても理解できる研修を行った。

内容: はじめに樹木の分類方法を研修した。具体的には、様々な樹木の枝葉を用いて冬季の葉の有無による分類(常緑樹と落葉樹)、形態による分類(針葉樹と広葉樹)をした後にマツのような針状の針葉樹と、ヒノキのような鱗片状の針葉樹の違いを説明した。広葉樹については、葉縁の違い(全縁や鋸歯の入り方)による分類方法の講義、観察をした。さらに葉のつき方(対生、互生、輪生など)や単葉と複葉を見分けるポイントを明らかにした。また、匂いや触感など五感を使った観察方法も説明した。これらの見分けるポイントとキーワードを理解し、インターネットを利用して画像検索を行い、樹木名を調べる方法の紹介をした。

また、数種類の樹木の輪切りを用意し年輪の有無や樹木による年輪の幅の違いから樹木の肥大成長の違いや生育環境の違いの観察をし、植生の分布について説明をした。

さらに特徴や特性、用途などから、植物名の由来を説明し身近にある樹木の理解を深めた。

次に、葉の大きさの計測を方眼紙に写して測る方法と、プラニメータ(面積計測器)を使って測る方法で行い測定差を確認し丁寧に計測することで正確なデータが得られることを確認した。

挿し木による無性繁殖の研修では、アジサイを例に実習を行った。生物の増え方には有性繁殖と無性繁殖があることを説明し、植物細胞では全能性が容易に発現することから、無性繁殖(栄養繁殖)によるクローンの生産が行えることを確認した。

土壌の観察では、土のpHや硬さの測定方法、栽培に適した土の条件、人工土壌の特性などを講義と実験で研修した後、良い土を作るために必要な土壌動物の観察をした。

最後に、埼玉県農林部の森林技術・林業支援担当者から樹木を活用した教育活動の実践例を紹介していただいた。

レポートは、樹木を活用した学習の指導計画の作成を課題とした。受講者からは、学校種や学年に応じて工夫された指導計画が提出された。

 

 

 

 

 

 


(文責:田口 剛)

2.5 2014.6.7 13:30~15:00「水とわたしたちのくらし」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「水とわたしたちのくらし」(実験)実施報告

日時:平成26年6月7日(土)13:30~15:00

場所:埼玉大学 全学講義棟1号館4階 化学実験室

講師:埼玉大学理工学研究科 准教授 藤原 隆司

受講者:CST受講生出席数:1名

        小学校教諭 1名 

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:

水は私たち人間を含めた生物が生きていく上でなくてはならないものです。人間が利用するため、また、よりよい環境を保つため、汚くなった水をきれいにするのには、道具や生き物を使ったいろいろな方法があります。このような水をきれいにする方法や、水がきれいになったかどうか調べる方法について,水の性質に関する実験を通じて体験しました。

 

2.6 2014.6.19 19:00~20:20「小学校理科における観察・実験の充実」『流れる水のはたらき』(教師力パワーアップ講座)

講座『教師力パワーアップ講座「小学校理科における観察・実験の充実」』

実施報告

 

日時:平成26619日(木)19:0020:20

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:田中 浩二(さいたま市立見沼小学校 教諭)

   紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員3

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:「教師力パワーアップ講座」とは、平日の夜間に実施している教員や教職を目指す学生が受講したい講座に自由に参加できる自主参加型の講座である。教科等の授業の在り方や進め方について、仲間と集い、実践的に学び、互いに指導力を高め合うことを研修の目的としている。本講座の目的は、小学校理科における観察・実験の充実を図ることである。(21名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:1 理科室経営

     ・実験器具等の整理について

     ・誰もが分かる諸表示について

     ・サイエンスコーナーについて

 

   2 小学校5年「流れる水のはたらき」の教材研究

     ・単元について

     ・導入の工夫について

     ・実験方法の工夫について

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 紺野 雅弘)

2.7 2014.6.24 9:00~12:10「科学的概念の形成を促す理科の授業づくり」

講座「科学的概念の形成を促す理科の授業づくり」実施報告

日時:平成26624日(火)9:0012:10            

場所:埼玉大学教育学部A棟213

講師:清水 誠(埼玉大学教育学部教授)

受講者:9名(教員5名,大学院生4名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習)

概要:学習内容の改善・充実と言語力の育成・活用の重視を改訂の柱とする理科の学習指導要領による教育が各学校では実施されている。本講座では、学習指導要領が求める科学的概念の形成を促す理科の授業づくりについて、学習科学等の知見を踏まえた最新の教授・学習論から検討した。

内容:

1.見えにくい現象を可視化することを通しての概念形成

現象を可視化することが学習者の概念形成に与える影響と外的資源のもつ顕在性や操作可能性が問題解決に有効に働くことを内容とし、「音の学習」、「葉の付き方の学習」、「台風の動きの学習」を事例に講義・実習を行った。音の学習では、体験を通して音を児童・生徒に実感させる教材として、糸電話、音のでるコップづくり、ダンシングスネークづくりを行った。葉の付き方の実習では、模型の葉に番号をつけることが葉の配列に気付かせる学習方法として有効であることを示した。台風の動きの実習では、日本列島が書かれたクリアシートを気象衛星画像に重ね、台風の目と考えられるところに赤マジックで丸い印をつけたものを気象衛星画像ごとに作成し、このクリアシートを重ねることで台風の動きや速さが可視化できることを実習した。

2.概念変容を目指した教授・学習モデルの検討

  学習者の概念形成を考慮した学習論の一つである構成主義学習論に触れながら、認知的葛藤場面を学習に導入した科学概念の形成を図るモデルとして,HashwehTsaiの概念変容モデルを学習した。

3.協調的な学習場面に外化を促すことが概念形成に与える効果

いくつかの授業事例をもとに、討論することが概念形成に有効であること。互いに自身の認知プロセスを外化し、相互のプロセスを比較吟味させることが概念形成を促すことを学んだ。協調的な学習が認知的効果をもたらす理由は、アイディアの明確化、葛藤、協同による説明構築であることを実習を通して学んだ。

受講生の感想には,「目に見えにくい事象はモデルを用いて、実体験が困難なものは身近な素材を用いた教材を利用することにより概念形成の手立てにつなげていく効果的な教材や授業展開を考えていきたい。」や「認知的葛藤を起こさせ自ら学びたいという主体的な学びへと導くことや学びの外化、現象を可視化することによる科学的概念の形成という手立てを今後の授業に活かしていく所存です。」と述べられていました。                                (文責:清水 誠)

2.8 2014.6.24 13:00~16:45「物理量の扱い方」

講座「物理量の扱い方」実施報告

 

日時:平成26624日(火)13:0016:45

場所:埼玉大学教育学部B312物理学第一実験室

講師:大向 隆三(埼玉大学教育学部准教授)

受講者:6名(教員6名,学生0名)

領域:Ⅱ CST実験観察

 

概要:物理における実験では、「量」を測ることが極めて重要です。測定の結果得られた値が同じか異なるか、異なる場合にその差はどのような意味を持つのかは、実験ごとに慎重に検討しなければなりません。単に数値を眺めるのではなく、自分の行った実験の精度や得られた値の分布について考えることは物理実験技能を究めるための必須の能力です。本講座では、このような物理実験で得られた測定値についての見方を学ぶと同時に、実際に自分で行った実験結果を講義で学んだ方法を用いて分析・検討するトレーニングも行いました。

 

内容:はじめに、物理実験における誤差に関して講義を行いました。誤差とは何か、算術平均の原理、誤差の種類分け、偶然誤差の統計的な処理方法などについて、数式を示しながら解説しました。 少し難しい数式の羅列に参加された多くの先生は戸惑っておられた様子でしたが、本質的な理解を優先させるためにあえて講義で取り上げ紹介しました。受講者は普段の小中学校における授業において測定値の平均値を求める作業を児童や生徒に指示しているものの、その物理的理由についてはあまり考えたことがない様子でしたが、本講義での解説によって明瞭に理解できたのではと考えます。

 次に小学校理科で行われる振り子の周期測定を例に実験を行いました。ストップウォッチを用いて10周期の値を10回測定し、振れ幅を5度から90度まで変化させて測定しました。実験データをもとに平均値(最確値)、平均二乗誤差、器械的誤差の値を求め、周期の値を決定する作業に取り組んでもらいました。これらの実験結果を改めて検討し、振り子の振れ幅と周期の関係について物理的な考察を加えることができました。引き続きサイクロイド振り子の試作と周期測定実験も実施し、今まで学んだ内容の確認を行うと同時に、サイクロイド曲線上を運動する物体の物理的性質も学ぶことができました。

 受講者の中には数値の扱い方について慣れていない方もいましたが、共同実験者と協力し合いながら実験を遂行できました。電卓の画面に表示された通りの数字をただ漫然と書き取るのではなく、その背後に隠れた科学的な意味を問うことこそが見えない自然を観る重要なツールであることを受講者の皆さんは認識できたはずです。(文責:大向隆三)

 

2.9 2014.7.8,30 8.20 9.24 10.31 「さいたま市学習状況調査小学校理科部会」

講座「さいたま市学習状況調査小学校理科部会」実施報告

 

日時:第1回 平成267 8日(火)15:3016:30

   第2回 平成26730日(水)14:0016:30

   第3回 平成26820日(水) 9:0012:00

   第4回 平成26924日(水)15:3016:30

   第5回 平成261031日(水)15:3016:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:髙後  仁(さいたま市立宮原小学校 校長)

細井 博幸(さいたま市立教育研究所 指導主事)

 

受講者:教員6名

 

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:本市独自に児童の学習状況(小学校理科)について調査した結果を分析し、市内の各小学校が教育課程の編成及び個に応じた指導の充実を図る際に参考とする報告書を作成する。

 

内容:①調査結果の分析

    ・調査結果の概要と分析結果をまとめた。

    ・経年で比較をして、継続してみられる課題について分析した。

    ・領域別に調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントをまとめた。

 

   ②調査報告書の作成

 

   ③調査結果及び分析の報告

・「学習状況調査等の結果に基づく、指導方法工夫・改善研修会」において、小学校理科の調査結果及び分析、領域別の調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントについて報告した。

 

    レポート課題は、作成した冊子をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 紺野 雅弘)

2.10 2014.7.8 19:00~20:20「小学校理科における観察・実験の充実」(教師力パワーアップ講座)

講座『教師力パワーアップ講座「小学校理科における観察・実験の充実」』

実施報告

 

日時:平成2678日(火)19:0020:20

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:福山  南(さいたま市立新開小学校 教諭)

   紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員1

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:「教師力パワーアップ講座」とは、平日の夜間に実施している教員や教職を目指す学生が受講したい講座に自由に参加できる自主参加型の講座である。教科等の授業の在り方や進め方について、仲間と集い、実践的に学び、互いに指導力を高め合うことを研修の目的としている。本講座の目的は、小学校理科における観察・実験の充実を図ることである。(4名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:1 顕微鏡を用いた花粉と気孔の観察

     ・顕微鏡に使い方

     ・花粉の観察

     ・気孔の観察

 

   2 アカネズミの精巣と卵巣について

 

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 紺野 雅弘)

2.11 2014.7.10 9:15~16:30「小学校理科指導力向上研修会」

 講座「小学校理科指導力向上研修会」実践報告

 

日時:平成26 710日(木) 9:1516:30

 

場所:埼玉県立総合教育センター 化学室 生物・地学室 物理室

 

講師:小野塚 雄彦(草加市立花栗南小学校 教諭)

   土屋 広(所沢市立若松小学校 教諭)

   柿沼 宏充(羽生市立須影小学校 教諭)

   鈴木 香織(県立総合教育センター 指導主事)

 

受講者:教員1名

    

領域:Ⅱ CST観察実験

 

概要:教職経験10年未満の各学校で理科教育を推進している小学校教員50名を対象に、基礎的な知

   識や技能を活用できる観察実験の指導の仕方や思考力・表現力を高める授業づくりに関する研修

   を実施する。ベテラン教師の指導方法を学ぶとともに地域あるいは県内の理科教育の推進者とし

   ての資質の向上を図る。

 

内容:

〈演習〉「知識構成型ジグソー法による協調学習」

  県教育委員会が東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携して、「協調

 学習」という学習方法による授業の在り方を研究・実践してきたことを紹介し、実際に資料を使って、

 知識構成型ジグソー法を体験し、指導方法を学んだ。

 

〈実習〉A~Cの3つのグループに分かれて、「化学・物理分野」、「生物・地学分野」、「外部組織との連

   携」をテーマとした観察・実験を行った。

 ①「化学・物理分野」

  6年生の単元「電気とその利用」や「ものの溶け方」、4年生の単元「もののあたたまり方」を中心

 に観察実験を行い、指導方法なども紹介した。アイスボールやサーモインクなど、ふだん使ったこと

 のない教材なども紹介し、教員の興味を引いていた。また、ジグソー法の指導方法等も取り入れな

 がら、実験を行った。

 

 ②「生物・地学分野」

  顕微鏡の使い方や観察方法を説明し、水中の小さな生き物やツユクサの気孔の観察を行った。また、

 着色液を使ってセロリやアスパラガス、ブロッコリーなどの道管の観察を行った。また、観察する上

 での指導上のポイントなども説明し、スケッチの仕方についても指導した。月のモデルなどの教材も紹介した。

 

 ③「外部組織との連携」

  木の葉化石園から化石を取り寄せ、実際に化石を発掘する作業を体験した。また、所沢市内の小学校と「井の頭自然文化園」との連携した取組などを紹介し、標本作りを体験した。JAXAとの連携の仕方や県立総合教育センターのダジックアースなども説明し、学校教育に有効な活用法を紹介していた。

 

 この研修を通じて、「明日からの授業で使える教材を紹介してもらい、すぐ実践してみたい。」、「外部の組織と連携して、様々な教材を扱って授業を行いたい。」、「ジグソー法を取り入れてみたい。」等の感想が多く記載されており、指導力向上につながった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                   (文責:鈴木 香織)

2.12 2014 7.15 8.8,19 10.3 講座「さいたま市学習状況調査中学校理科部会」実施報告

講座「さいたま市学習状況調査中学校理科部会」実施報告

 

日時:第1回 平成26715日(火)15:3016:30

   第2回 平成2688日(金) 9:0012:00

   第3回 平成2688日(金)13:0016:30

   第4回 平成26819日(火) 9:0012:00

   第5回 平成26103日(金)15:3016:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:冨田 英雄(さいたま市立田島中学校 校長)

紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員3名

 

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:本市独自に児童の学習状況(中学校理科)について調査した結果を分析し、市内の各小学校が教育課程の編成及び個に応じた指導の充実を図る際に参考とする報告書を作成する。

 

内容:①調査結果の分析

    ・調査結果の概要と分析結果をまとめた。

    ・経年で比較をして、継続してみられる課題について分析した。

    ・領域別に調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントをまとめた。

 

   ②調査報告書の作成

 

   ③調査結果及び分析の報告

・「学習状況調査等の結果に基づく、指導方法工夫・改善研修会」において、中学校理科の調査結果及び分析、領域別の調査結果及び分析を踏まえた指導のポイントについて報告した。

 

    レポート課題は、作成した冊子をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 紺野 雅弘)

2.13 2014 7.15 9.25 10.24,28,31 11.11 H26 講座「小学校初任者指導研修」実践報告

         H26 講座「小学校初任者指導研修」実践報告

 

日時:【第1日】平成26 715日(火) 13:0017:00

    【第2日】平成26 925日(木) 13:0017:00

   【第3日】平成261024日(金)・28日(火)9:0017:00

          平成261031日(金)・1111日(火) 9:0017:00

       (4日間のうち1日以上参加)

 

場所:埼玉県立総合教育センター 

 

指導者:小中学校教員(10年以上の経験者)24名

    県立総合教育センター指導主事 4名

 

受講者:教員6名

 

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

 

概要:小学校初任者研修の指導者のアシスタントとして、研修で使用する教材やテキスト

   を作成し、初任者研修の企画・運営を行う。また、研修の準備、片付け、実習中の

   補助など研修がスムーズに進行するよう支援する。

内容

【第1日】(715日)

 テキスト作成、教材準備

 研修で使用するテキストの作成を行った。小学校でおさえてほしい観察・実験器具の使い方や理科授業での安全指導など基本的な内容にした。

 [テキストの内容]

 〈化学分野〉

 ・理科授業での安全指導・アルコールランプの使い方・試験管の扱い方 

 ・薬品の安全な取り扱い方・サーモインクを使った実験・問題解決的な学習の進め方

 〈物理分野〉

 ・簡易検流計の使い方 ・電源装置の使い方 ・電池の直列つなぎと並列つなぎ

 ・回路図の書き方 ・手回し発電機の使い方  ・コンデンサーの使い方

 〈生物分野〉

 ・顕微鏡の使い方 ・双眼実体顕微鏡の使い方 ・ルーペ、虫めがねの使い方 

 ・気体検知管の使い方 

 

【第2日】(925日)

 指導者との打ち合わせ

 小学校初任者研修で指導する指導者の方と実習内容について打ち合わせを行った。CSTの先生方が作成したテキストをもとに観察・実験を行いながら、内容について検討し修正した。

【第3日】4日間のうち1日以上参加

1024165名・1028176名・1031180名・1111196名)

 小学校初任者指導研修

  初任者をA~Eの5つのグループに分け、それぞれ1時間ずつ講義・実習を行った。

 [講義内容]

  問題解決的な学習を中心に、理科の基本的な授業の進め方について講義した。また、

 実感を伴った理解を図るために、音の実験を行った。

 [実習内容]

 〈化学分野〉

・マッチの擦り方をていねいに説明したあと、アルコールランプに火をつける操作を行う。

・試験管に沸騰石と水を入れ、アルコールランプで加熱する。

・塩酸を10倍にうすめる。

・試験管を試験管ブラシで洗う。

・サーモインクを使って熱の移動の様子を観察する。

・問題解決的な学習の進め方について説明する。

 〈物理分野〉

・ソケットなしで豆電球を光るよう回路をつなぐ。

・直列回路をつくる。

・並列回路をつくる。

・簡易検流計で電流の値をはかる。

・電源装置とつないで電流の大きさをはかる。

・回路図をつくる。

・手回し発電機を使った実験を行う。

・コンデンサーの使い方を調べる。

 〈生物分野〉

・顕微鏡で微生物(ミドリムシ)と花粉を観察する。

・ジャガイモにヨウ素液をたらし、デンプン粒を観察する。

・双眼実体顕微鏡でセンダングサや火山灰を観察する。

・ルーペ、虫めがねで植物を観察する。

・気体検知管を使って、酸素と二酸化炭素の濃度をはかる。

 研修を受ける小学校初任者の中には、理科を苦手とする教員も多く、中学校以来実験・観察を行っていない、あるいは理科の授業をもっていないなど、理科を教えることに不安をもっている者もいる。そのような中で、今回の悉皆研修は、CST受講者の方たちを中心とした企画運営により、きめ細やかな指導ができた。作成したテキストの内容も、実際の理科の授業ですぐ使える実習内容が多く記載されていた。また、理科の指導法についても、問題解決的な授業の流れを中心に説明しており、初任者にとっては大変わかりやすく、役に立つ研修を展開することができた。

 

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                             (文責:鈴木 香織)

2.14 2014.7.28 9:15~16:30「理科の授業力を高める実験・実技研修会」

起案理由

講座「理科の授業力を高める実験・実技研修会」実施報告

 

日 時:平成26728日(月)9:1516:30

場 所:埼玉県立総合教育センター 化学室、生物・地学室、物理室

講 師:田村重治(幸手市立東中学校 教諭)、門倉正人(美里町立美里中学校 主幹教諭)

山田正則(県立総合教育センター指導主事兼主任専門員)

受講者:29名(CST受講者 教員3名)

領 域:Ⅱ CST観察実験

 

概 要:物質・エネルギー分野の実習と生命・地球分野の実習を行い、実験の技術を身につける。

また、興味・関心を高める実験の工夫について協議を行い、実験の大切さの理解を深める。

内容 

 ①実験「物質の状態変化」

   エタノールとドライアイスを使用した寒剤を作成し、日常生活では得られない低温状態を作り

出す。その寒剤の中に水、ブタンガス、水銀などを入れ、それぞれの物質の沸点、融点の違い

から状態変化の様子を観察する。

 ②実験「気体発生装置の作成」

   気体発生装置を購入すると高いものであるが、ペットボトル、水切りネット、ストロー、ガラ

ス管、両面テープ、結束バンドなどを安全で安い装置を作ることができる。

 ③講義「課題を踏まえた美里中学校の実践」

   小学校、中学校の学習内容の繋がりを踏まえた上で、課題を明確にし、具体的な実践を通じて

課題解決に取り組んだ現状についての講義をした。

 ④実験「柔毛の仕組みをタオルを使って理解する」

   タオルを小さく切り分け、長さを比較するなどして柔毛が表面積を広げる仕組みを理解する。

 ⑤実験「メダカの卵の観察」

   メダカの卵を観察して卵が育っていく様子を観察する。オス・メスの区別の仕方なども学ぶ。

 ⑥実験「波の伝わり方のモデルを作成する」

   ゴムに綿棒を木工用ボンドでつけていきモデルを作る。この用具で波の簡易は伝わり方を理解

する。

 ⑦協議「興味・関心を高める実験の工夫」

   自分で実践している工夫や課題についてお互いに話をして、課題を解決するための方策につい

てグループ協議を行った。その後、グループで出た意見を発表し全体で共有をした。

 

 

 

 

 

                    

参加者の感想では、「物資の状態変化では液体窒素を使わなくても低温状態が作れることに驚いた」「柔毛の実験では、コンピュータや模型で学習していたが、児童が体験を通して学べるのがよい」などがあった。新たな実験を学び、協議では他の先生の工夫を聞くことができるなど研修会は好評であった。

(文責:山田正則)

2.15 2014.7.30 9:30~16:30「科学プレゼンテーション研修」

講座「科学プレゼンテーション研修」実施報告

 

日時:平成26730日(水)9:3016:30

場所:さいたま市 鉄道博物館

講師:示野 浩生、甲山 貴之、髙井 潤、島田 利博

(埼玉県立総合教育センター指導主事)

受講者:7名(教員6名)

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要:埼玉県立総合教育センターの連携先である鉄道博物館を会場として実施する講座である。受講生が鉄道博物館内の展示物等について調べ、その展示物等についてプレゼンテーションを行う活動をとおして、科学的なおもしろさを発見する視点、プレゼンテーション能力及びICT活用能力等の育成を図ることをねらいとしている。

内容:開会行事に引き続いて、講義「研修のねらいとタブレット型端末の操作演習」を行う。その後、プレゼンテーション実施のために館内見学と取材を行う。午後は、2回のプレゼンテーション(「展示物前で実施」、「会議室でタブレット型端末を活用して実施」)を行う。プレゼンテーション実施後は、受講生同士で相互評価を行い、評価表を交換する。さらに、研修後は、「科学プレゼンテーション研修を受講して学んだこと」について、レポートを作成する。

   なお、小・中学校学習指導要領解説では、自然の事物・現象についての理解のため「生活の中で役立てられている」、「日常生活や社会とのかかわり」等、実社会・実生活との関連を重視するよう求められている。そこで、今年度は、「科学的なおもしろさを発見する視点」を特に重視して研修を進めることとした。

成果:プレゼンテーションでは、理科教育との関連で、次のような関連付けが見られた。

   (1)摩擦抵抗と車輪、線路との関係

   (2)状態変化(水、水蒸気、湯気)と蒸気機関車の関係

   (3)電気と安全システムの関係 等

   受講生は、「誰に、何を伝えるのかを意識したプレゼンテーションが重要」、「小学校理科で学習する水、水蒸気、湯気と蒸気機関車を関連付けることができた」、「ICTの活用としてタブレット型端末を操作できて有意義だった」等の感想を述べていた。

    

 

 

                                      

 

         

   (文責 示野 浩生)

2.16 2014.7.31 13:00~14:15「タッチパネルの科学~未来のユーザーインターフェースを考える~」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「タッチパネルの科学~未来のユーザーインターフェースを考える~」(講義)実施報告

 

日 時: 平成26年7月31日(木)13:00~14:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科情報システム工学コース准教授 小室孝

受講者: CST受講生出席数:1名

             小学校教諭:1名

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要: タッチパネルは駅の券売機や銀行のATMなど、身の回りの様々なところで使われている。最近では、携帯電話やゲーム機にもタッチパネルが搭載されるようになった。タッチパネルは、人間が機械を操作するための入力装置の一つで、誰でも簡単に操作できることが特長だ。本講義では、色々な方式のタッチパネルの動作原理について解説した。さらに、未来のタッチパネルとして、柔らかいタッチパネル、様々な触感がするタッチパネル、触らないタッチパネル(?)などを紹介し、人間とコンピュータをつなぐインターフェースのあり方について考えた。

2.17 2014.7.31 16:00~17:30「高分子をつくろう、高分子を知ろう」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「高分子をつくろう、高分子を知ろう」(実験)実施報告

 

日 時: 平成26年7月31日(木)16:00~17:30

場 所: 埼玉大学 全額講義棟1号館4階 化学実験室

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科応用化学コース教授 廣瀬卓司

受講者: CST受講生出席数:1名

             小学校教諭:1名

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要: プラスチックコップや弁当箱などの食品容器に用いられるポリスチレンを合成し、製品と比較し、さらに分解することで、高分子の構造や大きさ、性質について勉強した。

 

2.18 2014.8.1 11:00~12:15「グラフ理論入門 〜ひとふでがきの原理〜」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「グラフ理論入門 〜ひとふでがきの原理〜」(実技)実施報告

 

日 時: 平成26年8月1日(金)11:00~12:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 神奈川大学 小林雅人

受講者: CST受講生出席数:1名

              小学校教諭:1名

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要: グラフの基本的な定義から始めた。握手原理、奇点定理、等次数定理などのグラフの面白い性質を鑑賞したあと、オイラーウォークというアイディアを用いて、グラフがひとふでがきができるため必要十分条件の詳細を学んだ。聴講者には実際にひとふでがきに挑戦してもらった。

 

 

2.19 2014.8.1 13:00~14:30「体の中の時計について知ろう」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「体の中の時計について知ろう」(講義・観察)実施報告

日 時: 平成26年8月1日(金)13:00~14:30

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 足立明人

受講者:CST受講生出席数:3名

      小学校教諭:2名

             中学校教諭:1名

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要:  私たち生物は体の中に時計(体内時計)を持っています。体内時計の特徴を理解して、時計(!?)を観察した。

2.20 2014.8.1 14:45~15:45「サイエンスカフェ」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「サイエンスカフェ第2回」実施報告

日時:平成26年81日(金)14:45~15:45

場所:埼玉大学 理工学研究科棟2階 第一会議室

講師:埼玉大学 教育学研究科理科教育講座 准教授 足立明人

   埼玉大学 理工学研究科 教授 井上 直也

   埼玉大学 理工学研究科 名誉教授 永澤 明

受講者:CST受講生出席数:2

        小学校教諭 1名 

        中学校教諭 1名

領域:Ⅴ 科学コミュニケーション

概要: テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、先生や学生、大学院生と科学の様々な科学の話題について議論した。

2.21 2014.8.1 16:00~17:15「はるかなる第二の地球」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「はるかなる第二の地球」(講義)実施報告

日 時: 平成26年8月1日(金)16:00~17:15

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 大朝由美子

受講者:CST受講生出席数:4名

      小学校教諭:3名

             中学校教諭:1名       

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要:  太陽は、地球を含め8個の惑星を従えています。同じように、宇宙にある他の恒星も、惑星、いわゆる「太陽系外惑星」をもつことが、近年わかってきました。私たちのグループでは系外惑星の観測を様々な方法で行っています。この系外惑星探査について紹介しました。

2.22 2014.8.1 19:00~「星空観望会第1回」(「科学者の芽」講座)

 

講座「科学者の芽育成プログラム」

「星空観望会第1回」(講義・観察)実施報告

日 時: 平成26年8月1日(金)19:00~20:00

場 所: 埼玉大学 総合研究棟1階 シアター教室

     埼玉大学 教育学部H棟8階 天体観測室

講 師: 埼玉大学 大学院教育学研究科 准教授 大朝由美子

受講者:CST受講生出席数:2名

      小学校教諭:2名       

領 域: Ⅰ最先端の自然科学

概  要:  星の観測を行った。

2.23 2014.8.2 9:00~15:30「私たちのくらしを支える触媒とその働き」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「私たちのくらしを支える触媒とその働き」(実験)実施報告

日 時: 平成26年8月2日(土)9:00~15:30

場 所: 埼玉大学 全学講義棟1号館4階 化学実験室 他

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 助教授 長島佐代子

受講者:CST受講生出席数:1名

      中学校教諭:1名

領域Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:  日常生活において目にすることはほとんどありませんが、「触媒」は私たちのくらしを支える縁の下の力持ちです。そんな「触媒」のはたらきについて調べてみました。

2.24 2014.8.2 9:00~15:30「蛍の光で酵素の働きをみてみよう」(「科学者の芽」講座)

講座「科学者の芽育成プログラム」

「蛍の光で酵素の働きをみてみよう」(実験)実施報告

日 時: 平成26年8月2日(土)9:00~15:30

場 所: 埼玉大学 総合研究棟3階 セミナー室8 他

講 師: 埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 川合真紀

受講者:CST受講生出席数:1名

      小学校教諭:1名

領域:Ⅳ CST才能育成・科学研究指導法

概要:  私たちの体を作る細胞の中では、酵素が様々な化学反応をつかさどっています。酵素はタンパク質からできています。酵素が働く様子を蛍の光を利用して調べました。

2.25 2014.8.4 9:15~16:30「身近な環境と動植物を学ぶ研修会」

講座「身近な環境と動植物を学ぶ研修会」実施報告

 

日時:平成2684日(月)9:1516:30

場所:埼玉県立総合教育センター江南支所

講師:櫻庭淳、田口剛、金井健治(県立総合教育センター指導主事兼所員)

   島田修(県立総合教育センター担当課長)

受講者:5名(教員5名)

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

概要: 児童生徒の興味関心を高め学力の向上を目指すために、江南支所の豊かな自然と

   バイオテクノロジーの施設を活用した観察や実習を通して、教員の理科等の指導力

   向上を図る。さらに、身近な環境や生き物を教材として活用できる能力を高める。

内容

①講義・実習「食虫植物の無菌培養」

  植物培養に関する知識や無菌操作の手順についての講義を行った。その後、クリーン

 ベンチ内で食虫植物(ハエトリソウ)の継代培養を行うことを通して、無菌操作の技術

 を身につける研修を行った。

②実習「水中生物の培地作成と培養、顕微鏡観察」

  緑藻類(ミドリムシ、ミカヅキモ、ツヅミモ、イカダモ)、ゾウリムシ、ミジンコなどの培地作成を行

 い、培養法について説明した後に、実際に顕微鏡観察を行った。各学校でも観察できる

 よう、作成した培地に観察した水中生物を入れて持ち帰ってもらった。

③講義「水環境と生物」

  国内の水辺の環境や水生生物について、ESDの視点を踏まえながら講義を行い、理

 解の深長を図った。また、パックテストの使用方法や数値の見方、危険な動植物とその

 対処法についても説明した。

④実習「パックテストによる簡易水質検査」、「水生生物の生態観察」

  支所内のビオトープ周辺の水について、パックテスト等を用いて水質調査の研修を行

 った。また、水生生物については、植物のヨシによる水の浄化作用と植生を、動物はヌ

 マガエルによる温暖化の考察、アメンボ類の棲み分けについて研修を行った。

(文責 櫻庭 淳)

2.26 2014.8.4 9:00~12:00「基礎から学ぶ小学校理科研修会」

講座「基礎から学ぶ小学校理科研修会」実施報告

 

日時:平成2684日(月)9:0012:00

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:岩崎 雄二郎(さいたま市立大谷口小学校 教諭)

   田中 浩二(さいたま市立見沼小学校 教諭)

   紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員2名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:小学校理科の観察、実験の工夫や授業づくりの工夫について学び、二学期からの指導に活かすことを目的とした教員対象の希望研修であり、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。(55名参加)

 

内容:1 小学校4年 単元名「水のすがたとゆくえ」

     ・単元について

     ・導入の工夫について

     ・疑問の把握について

     ・学習問題の設定について

     ・事故防止と安全指導について

 

   2 小学校5年 単元名「物のとけ方」

     ・単元について

     ・導入の事象提示について

     ・話合いを取り入れた活動について

     ・観察方法の工夫について

     ・事故防止と安全指導について

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

(文責 紺野 雅弘)

2.27 2014 8.6,7 8:45~16:30 講座『初任者研修教科等研修「小学校理科①②」』実施報告

講座『初任者研修教科等研修「小学校理科①②」』実施報告

 

日時:① 平成2686日(水)8:4516:30

   ② 平成2687日(木)8:4516:30

 

場所:さいたま市立教育研究所

 

講師:①新保 佳奈美(さいたま市立高砂小学校 教諭)

紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

   ②安藤 紘子(さいたま市立針ヶ谷小学校 教諭)

    紺野 雅弘(さいたま市立教育研究所 主任指導主事)

 

受講者:教員2名

 

領域:Ⅱ 理科好きを増やす魅力的な観察実験法

 

概要:顕微鏡、ガスバーナーなどの基本的な実験器具の使い方や実験器具の使い方の指導方法及び安全指導のポイントを知ることを目的とした、小学校教員を対象とした初任者研修の一つの講座である。(130名参加)

担当指導主事とともに、CST候補者が研修会における指導だけでなく、研修会に向けた準備を含めて担当した。

 

内容:講義「小学校理科指導の在り方」

   実習1「ガスバーナー、アルコールランプ等の加熱器具の指導」

      「事故防止と安全指導について」

   実習2「気体検知管、上皿天秤、顕微鏡の指導」

      「事故防止と安全指導について」

 

   レポート課題は、作成した研修用配付資料をもって兼ねるとして終了しました。

 

 

(文責 紺野 雅弘)

2.28 2014.8.22 9:15~16:30 講座「ICT活用教材作成研修」

講座「ICT活用教材作成研修」実施報告

 

日時:平成26822日(金) 9:1516:30

場所:埼玉県立総合教育センター 611研修室

講師:近清 武(マイクロミュージアムラボラトリーCEO)

柿沼 宏充(羽生市立須影小学校教諭)

鈴木 香織、甲山 貴之、示野 浩生、 島田 利博(県立総合教育センター指導主事)

受講者:4名(小学校 3名、中学校 1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:教科指導における情報通信技術(ICT)の活用は、学習内容を分かりやすく説明したり、子どもたちの学習への興味関心を高めたりすることに資するものである。ICTを活用した授業は、「教育の情報化ビジョン」に学力の3要素に対応した授業像の例が示されているほか、多くの活用事例が報告されている。本講座は、ICTを活用した効果的な教材提示や大学で開発されたデジタルコンテンツの操作方法を習得し、子どもたちの学びに有効な「ICTを活用した授業づくり」を計画する力や指導力の向上を図る演習型のプログラムである。

内容:本講座のねらいである「子どもたちの学びに有効な「ICTを活用した授業づくり」を計画する力や指導力の向上」を図るために、以下の内容で実施した。

①講義「理科指導実践事例研究及び学習指導案作成」

理科教育の教科指導におけるICT活用の考え方や活用場面、実践事例に用いられているデジタルコンテンツの教育的効果などの、『ICTを活用した授業づくり』(学習指導案の作成)の留意点やポイントについて学んだ。

②講義・演習「映像メディア活用による”学び”のデザイン」

京都大学大学院理化学研究所が開発した4次元デジタル地球儀「Dagik Earth」を用いて、映像メディアが及ぼす没入感や臨場感を体験的に学ぶとともに、映像メディアの教育的効果について意見交換を行った。

③協議「デジタルコンテンツを活用した理科教育の可能性」

子どもたちの学びに有効なICT活用の在り方、今後の理科教育に求められているものについて意見を交わした。

(文責 島田利博)

2.29 2014.8.19 10:00~15:00「農業生物資源研究所(最先端研究施設)訪問」

実地研修「農業生物資源研究所(最先端研究施設)訪問」実施報告

日時:平成26819日(火)10:0015:00

場所:独立行政法人 農業生物資源研究所(つくば市)

受講者:19名(教員7名,学生10名)他引率2

領域:Ⅰ 最先端の自然科学

 

テキスト ボックス: 様々な種が観察できる印象的な展示物概要:農業分野のバイオテクノロジー研究の中核機関である生物研を訪問し,遺伝子組換え,遺伝資源の隔離ほ場を含めた見学,講義を受け,遺伝子組換え作物などのリスクコミュニケーション,遺伝資源・ジーンバンク,遺伝子組換え作物研究,カイコを利用した研究などについて理解を深めた。