3 平成25年度
3.68 2013.7.26,8.26 9:30~16:30「ICT活用教材作成研修」

日時:平成25年7月26日(金)、8月26日(月)9:30~16:30

場所:県立総合教育センター 情報研修室 611研修室

講師:甲山貴之、小泉 学、鈴木 香(県立総合教育センター指導主事)

   浅野貴之(深谷市立上柴小学校教諭) 藤村忠志(北本宮内中学校主幹教諭)

   木野内英雄(加須市立不動岡小学校教諭) 武井和弘(羽生市立南中学校教諭)

   近清 武(科学コミュニケーションデザインプロデューサー)

受講者:6名(小学校教員3、中学校教員3)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要:国立天文台が提供する天文シミュレーター「Mitaka」や京都大学大学院理学研究科の地球科学輻合部可視化グループが開発した4次元デジタル地球儀「Dagik Earth」などを教材に、ICTを活用した授業実践のための教材作成研修を行います。

内容:はじめに「理科指導実践事例研究および学習指導案作成」の講義を行い,ICT活用の利点やデジタルコンテンツの特徴について、活用事例や関連サイトを紹介し、理解を深めました。また、外部講師の近清氏より「映像メディア活用による“学び”のデザイン」について講義をいただき、映像活用の教育的効果を整理しました。

 次に、「Mitaka」と「Dagik Earth」の操作演習を行い、コンテンツの基本操作に慣れるとともに、理科や社会などの関連教科,単元での活用事例を紹介しました。本講座で用いたデジタルコンテンツの「Mitaka」と「Dagik Earth」はフリーコンテンツで、インタネット上から簡単にダウンロードして誰でも活用できます。また、画像の入れ替え等、比較的容易にコンテンツのカスタマイズができるので、オリジナルな教材作成を行うことができます。

 また,近清氏から「映像メディア活用実践」の演習を通して、没入感や臨場感が及ぼす効果や、学びのデザインについて意見交換を行いました。

 受講生は演習後、デジタルコンテンツを活用した理科授業の可能性について検討し、指導案を作成することを課題として終了しました。

 受講生の感想には、コンテンツの紹介だけでなく使い方の情報交換など大変参考になった、使えるICT機器を増やしていきたい、授業のデザインという視点を使うこと大切さを学ぶことができた、などが述べられていました。

(文責:甲山貴之)

 

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