1 平成27年度
1.33 2015.8.6 9:00~12:10「カラフルな植物細胞の世界」

講座「カラフルな植物細胞の世界」実施報告

 

日時:平成27年8月6日(木)9:00~12:10

場所:教育学部B棟4階生物学実験室

講師:金子康子(埼玉大学教育学部)

受講者:7名(大学院生1名、学部生1名)

領域:Ⅱ CST観察実験

概要:色とりどりの花や野菜、紅葉など植物の色が、細胞のどこにどのような形であるのかを顕微鏡観察で探り、植物細胞の特徴や成り立ちを学んだ。

○  観察例

赤いパプリカの細胞にはオレンジ色の有色体(葉緑体の仲間)が点在している(左図)。

ピンク色のヒャクニチソウ花弁では細胞体積の大部分を占める液胞が色づく(右図)。

スケールバーはいずれも20 μm

○  受講者の感想から抜粋

<見えないものが見えるということ>

 日常の世界から、いつもは見えない小さな世界を知ることは、いつもの自分を振り返る大変良い機会を得ることなのだと感じた。

 宇宙飛行士は宇宙から地球を眺めることで人生観が変わる、という話を聞いたことがあるが、顕微鏡をのぞくというのは同じことだと感じた。学生が作った宇宙から地球を見ることのたとえにつながるが、大きなものも、実は大変小さなもの一つ一つがあるから成り立っている。そのことに気付くことができるだけでも、大変意味のある学習になった。

 ヒャクニチソウなどのキク科の植物は受粉効率がよいから繁栄しているとか、植物は重力をデンプンで感受するとか、今まで知らなかったことを学習できた。

 今研究されていることは、チャールズ・ダーウィンが見つけたことがもとになっている場合が多く、実はまだ見つかっていないこともたくさんある。観察することで見つかることがまだ山ほどある、という話にはこれからの希望を強く感じた。

まだわからないことが解き明かされることを期待したいし、小学生に教える中で興味関心を強くもたせるような、そんなはたらきかけをこれからもしていきたい。

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