1 平成27年度
1.14 2015.7.25 10:00~17:00「天体観測実習」

講座「青少年科学の祭典全国大会+ライブショーユニバース見学」実施報告

 

日時:平成27年7月25日(土)10:00~17:00

場所:科学技術館

講師:大朝由美子

受講者:4名(教員4)

領域:V

概要:本講義は、科学技術館で実施された「青少年科学の祭典全国大会」と「ライブショーユニバース」を見学して学ぶと言う実習を実施した。

青少年科学の祭典は、多くの子どもたちが科学実験や工作を実際に体験することにより、身近な自然に興味を持ち、科学技術の面白さを感じることを目的として、開催されている。全国各地から集まった演示講師による数多くのブース・ステージによる出展と学生による研究発表会などが行われ、数万人の来場者がある理科教育の大きなイベントの一つである。そこで、児童生徒の科学に対する興味・関心を高められるような講義・実験のアイディア、ヒントを得るという目的で各出展ブースや児童生徒の研究発表の見学を通して行なった。

加えて、科学技術館シンラドームにおいて科学ライブショー「ユニバース」による宇宙の講義を行った。ライブショーユニバースでは、コンピュータシミュレーションや臨場感のある3D映像を活用し、天文学など最新の自然科学の解説を行っている。子どもたちが苦手とする空間認識や宇宙の広がりを視覚的に学びやすいように工夫しており、天文学に対する知識だけでなく、様々な画像、映像、コンテンツの活用法、伝え方なども学んだ。

レポートには、「実際に触れてやってみて科学の面白さや不思議さに気付くことが大事だと学びました。理科の授業において、興味・関心を高め、実感を伴った理解を図るためにもこのような体験を充実させていかなければと改めて感じました。」「どのブースも知的好奇心を刺激するものばかりで、回覧しながらいつのまにか3周もしていた。笑みが止まらない。熱心に子どもたちに科学の面白さを伝えようとする熱意を感じて、共鳴する部分を感じた。」「ライブショーユニバースにおいては様々な技術を用いながら星について学習を進めるヒントを得ることができた。最新技術を用いた知識の蓄えというものはその感動をさらに大きなものにさせる事に役立つとも思える。」「実験をすることのできない天体の分野ですが、3次元CGを見ることでわかりやすかったです。6年生「月と太陽」の学習や、4年生「月と星」の学習の際には、校外学習としてぜひ訪れたいです。活用できるものの情報を我々教師がもち、授業で活用し、天体について「わかった。」「面白い。」と思えるよう努力していきます。」等の感想や意見が得られた。今後の指導の向上が期待される。

                            (文責 大朝由美子)

目次 をスキップする

目次

設定 をスキップする

設定

  • ブック管理