1 平成27年度
1.64 2016.1.29 13:30~16:30「CST実践力向上研修会(実技研修会)」

講座「CST実践力向上研修会(実技研修会)」実施報告 【様式1】

 

日時:平成28年1月29日(金)13:30~16:30

場所:鴻巣市立箕田小学校

講師:鴻巣市教育委員会 指導主事 関根 努

受講者:1名(山本 泰史)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1) 実験・実習 参加者 小・中学校教員35名

CST候補者を指導者として、「水素と酸素の化合装置」のものづくりを行う。

    (2) 研究協議

      協議題「理科の授業における観察・実験活動を充実させる取組事例について」

 

内容:(1) 実験・実習

     塩化ビニールを用いて、「水素と酸素の化合装置」を作製する。作製した装置に、水素及び酸素の混合気体を注入し、着火装置で化合させ水のできる様子を観察する。混合比を変えることによって、化合時の音や発火の仕方、水のでき方等が違う様子を観察する。

(2) 研究協議

    <観察・実験を充実させる上で効果のあった取組>

    ・樹脂標本は、昆虫等の体のつくりを詳しく観察することができた。

    ・星や星座の学習では、模型を使用することで関心をもって実験をすることができた。

・顕微鏡映像やノートに書いた内容をスクリーンに映し出し、学級全体で共通理解ができた。

・星や月の動きについてICT(パソコンやタブレット)を活用し、イメージを持たせた。定点カメラは、雲の動き等にも有効だった。

 

    <観察・実験に係る課題及び課題解決のための取組>

    ・観察や実験を好む児童生徒は多いが、考察等は苦手である。身の回りで起こる自然現象と結びついていることに気づかせ、事象について興味・関心をもたせるよう演示等を工夫している。

    ・児童生徒に目的意識がないまま実験を行っていることがある。仮説や予想など考えをもつ時間を授業の中で必ず確保している。

・観察や実験の準備に時間がかかってしまう。理科主任を中心に各学年の授業に関わり、実験準備の支援等を行っている。

    ・理科室の約束や実験器具の使い方等の掲示物を理科室に常時掲示し、共通理解を図っている。

    ・事故防止と緊急時の対応のために、「薬品・器具取扱校内規定」や「応急処置」、「緊急連絡体制」等を全教員に配付するとともに、理科室に掲示した。

 

(3) 指導講評

○小・中学校の接続

・レポートをもとにした協議では、教材教具・ICT・指導方法等の工夫について、小・中学校共に参考になったところが多かった。

・協議の中で、中学校の教師が「自分で考察できる子どもの育成が難しい」と発言し、小学校の教師から「小学校でも、重点化してできるようにしたい」と話し合っていたのがとても良かった。理科室の使い方や実験する上でのきまり等について、中学校区や市内で決め、共通理解をしておくと良い。

○安全・事故防止について

・日本スポーツ振興センターの理科の授業における事故の資料より、小学校では、「切り傷」、「やけど」、「異物が目に入る」事故が多く、中学校では、「やけど」の事故が多い。

・安全に実験をするために

 ①理科室の整理整頓 ②薬品や実験器具に対しての基本的な理解と管理 

③予備実験をし、実験内容や観察内容の危険度についての熟知 ④児童生徒に対する安全指導の徹底 ⑤備品の定期的な点検と修理 ⑥万が一の場合の応急処置に対する理解

 

○全国学力・学習状況調査の活用について

・各学校の分析結果をもとに、各学年で指導を行ってほしい。小学校第6学年や中学校第3学年だけでなく、他の学年でも十分活用できる。問題等は文部科学省のHPに掲載されている。

・4割しかできなかった問題について、再度復習することは必要だが、7割できた問題についても、3割の児童生徒はできていないので再度確認は必要である。

 

(文責 関根 努)

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