1 平成27年度
1.52 2015.12.8 13:40~16:30「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」実施報告 

 

日時:平成27年12月8日(火)13:40~16:30

場所:春日部市立八木崎小学校

講師:埼玉県教育局東部教育事務所  舘野 俊之  指導主事

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

概要:(1)公開授業 単元名 「水溶液の性質」 小学校 第6学年3組

    本時では、身近な事象から「水溶液は金属をとかすのか」という課題を設定し、4つの水溶液(塩酸、炭酸水、食塩水、アンモニア水)にアルミニウム片を入れ、それぞれの変化の様子を観察した。実験を安全に留意して行うこと、実験の過程や結果を的確に記録することをねらいとして、CST候補者が公開授業を行った。

(2)研究協議 参加者 小学校教員 22名、中学校教員 13名

    ワークショップ型研究協議会において、「私の授業の観てほしいポイント」に沿って、授業のよかった点、授業の改善点、改善提案について6班で話し合い、その結果の発表を行い、参加者で共有した。

内容:(1)公開授業

    CST候補者は、私の授業の観てほしいポイントとして、次の3点に重点を置いた工夫を行った。

    1つ目は、「小・中学校の学習の系統性を意識した指導の工夫」として、マローブルーを指示薬として使用し、酸性やアルカリ性を示す水溶液には強弱があることを視覚的に捉えやすくし、水溶液の性質への理解を深めた。

    2つ目は、「体験的な学習や問題解決的な学習を重視した指導方法の工夫改善」として、春日部駅にある銅像が酸性雨によって変化している様子を取り上げ、金属を変化させる水溶液があるか調べる課題を児童とともに設定し、児童が自らの問題として主体的に活動できるようにした。

    3つ目は、「目的意識をもって観察・実験を行うための指導の工夫」として、1枚ポートフォリオに毎時間自分の考えを記録させ、児童の理解を把握し、指導に生かせるようにした。

   (2)研究協議

   ・マローブルーを指示薬として使ったことで酸とアルカリの強弱がはっきりとわかり、中学校との関連が図れている。強弱の指標を示しておくと、なおよかった。

・ノート指導がよくなされていて、中学校でのレポートの作成につながる。

(3)指導講評

   ・学習過程(事象の提示・課題・予想・計画・実験・結果・まとめ)がしっかりしている。

   ・導入は教科書資料で済ませることもできるが、身近な事象を活用することにより、児童にとって「自らの問題」という意識で実験・観察を行うことできた。

   ・1枚ポートフォリオは思考の「見える化」を図ることができる。教師のねらいと違う意図の標記があれば、授業改善につながる。

(文責:秋山 法之)

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