2 平成26年度
2.44 2014.10.28 9:00~12:10 講座「科学的な思考力の育成を促す理科授業づくり」

講座「科学的な思考力の育成を促す理科授業づくり」実施報告

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日時:平成261028日(火)9:0012:10

場所:埼玉大学教育学部A棟201

講師:清水 誠(埼玉大学教育学部教授)

受講者:5名(教員3名,大学院生1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント実習

概要:知識基盤社会の到来や、グローバル化の進展など急速に社会が変化する中、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力をはぐくむことは極めて重要である。平成22年度全国学力・学習状況調査の結果において、思考力・表現力といった「活用」に関する記述式問題に課題が見られた。本講座では、学習指導要領が求める思考力の育成に向けて学習科学等の知見を踏まえた最新の理科の指導方法について検討するとしている。

<![endif]>内容:

1.思考力とはどのような能力か

<![endif]>  思考力とは何かを整理した。心理学では思考を問題解決ととらえてきたこと。最近では、思考を情報処理過程と同義にとらえていることを学習した。次に、類推が思考の基盤であることやメタファーが言語・認識・行動に共通する思考手段であること、論理的に思考できるようになるためには問題解決の場を用意し問題解決の能力を育てること、思考のスキルの育成が重要であること、他者との討論を通しての自己内対話が有効であること等を学習した。

2.知識・技能を育成する

  問題解決を促すためには、状況の変化に適切に対応できる適応的熟達化ということが重要であること。その一つとして、スキルの意味を理解しながらの主体的な獲得が重要であることを照会した。

3.書く活動の充実

<![endif]>書くことなしには、論理的・分析的・理性的・ 科学的思考は不可能であることを事例を挙げながら紹介し、表現することで思考が洗練される/思考が深まることを学んだ。

4.批判的思考力を育成する教授方略

思考する上で重要な批判的思考力の育成方法を学んだ。「情報の明確化」、「情報の分析」、「推論」、「行動決定」と呼ばれている4つの構成要素を役割として分散・外化し、最終的に学習者に身に付けさせる指導事例を検討した。

受講生の感想には,「ワークシートなどの外化の道具を用いることは議論の活性化にも繋がり、学びのツールになる。大切なのは、一人一人の子供に考えさせるということは、自身の学習指導において常に基軸としたいと思う視点であった。」と述べられていました。           (文責:清水 誠)

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