2 平成26年度
2.65 2015.2.20 13:30~16:30 講座「CST実践力向上研修会(実技研究会)」

講座「CST実践力向上研修会(実技研究会)」実施報告

 

日時:平成27年2月20日(金)13:30~16:30

場所:本庄市立秋平小学校

講師:本庄市立本庄西小学校 教頭 黒﨑 暢徳

受講者:1名(教員1名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

 

概要:(1) 実験・実習 参加者 小学校教員17名

CST候補者を指導者として、「手回し発電機」を活用した実習を行う。

    (2) 研究協議

      協議題「理科の授業における観察・実験を充実させる取組事例について」

 

内容:(1) 実験・実習

     モーター発電セットを作成し、発電の仕組みについて理解し体感する。また、手回し発電機を使ってエネルギーの変換について理解するとともに電力量の違いによる手応えの違いを体感できるようにする。手回し発電機に1~5個の豆電球を繋げられる回路を紹介し、豆電球の数と電力量の関係を実感を伴って理解できるようにする。また、家庭で使用している白熱電球に明かりをつけるためには、手回し発電機3個を直列に繋ぎ発電させることの必要性を体験させることにより、環境についての理解を深めさせる。

(2) 研究協議

    <観察・実験を充実させる上で効果のあった取組>

    ・溶けて見えない食塩を「モデル化」することで、数量的関係や定量的な観点を表現でできる

     ようにし中学校の学習につなげるようにした。

    ・朝、昼、夕方に「影踏み遊び」を行わせることにより、太陽の位置についての共通理解を図

     るようにした。

    ・電子黒板や実物投影機、書画カメラを使い、視覚にとらえやすいようにした。

    ・「児童の思考の流れ」を意識した単元計画を作成した。

    <観察・実験に係る課題及び課題解決のための取組>

    ・課題意識を持続させるための工夫。

    ・日常生活との関連を取り入れた教材の工夫。

    ・教材の共有化。

    ・実感を伴った理解を図るための工夫。

   (3) 指導講評

    ・教材を作る上でのポイントについて。

    ・教材を作るための情報の集め方について。

    ・個に応じた指導の充実について。

    ・事故の事例紹介について。

    ・事故防止について。

                                    (文責:下条 徹)

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