3 平成25年度
3.12 2014.1.15 13:25~16:30講座「CST実践力向上研修会(授業研究会)」

日時:平成26年1月15日(水)13:25~16:30

場所:深谷市立上柴中学校

講師:深谷市教育委員会 指導主事 吉田 勇

受講者:3名(教員3名)

領域:Ⅲ 小中学校実践理科指導法・マネジメント

 

概要:(1) 公開授業 単元名「大地の変化」 中学校第1学年1組

      CST候補者を授業者にして,公開授業を行う。有色鉱物と無色鉱物の割合によって火成岩  

の色が異なることを,実際に加熱と冷却によって砕き,分別することをとおして実感させる。

(2) 研究協議 参加者 小・中学校教員20名

    

内容:(1) 公開授業

    ・予想「火成岩の色は何によって決まっているか」

    ・構想(実験計画)「岩石の中身を調べるにはどうしたらよいか」

    ・課題の予想「花崗岩とはんれい岩の無色鉱物と有色鉱物の割合を○:○で予想してみよう」

    ・実験「加熱と冷却を繰り返し,岩石を砕き,分ける。」

    ・結果の記入「○:○の棒グラフで表す」

    ・考察(定型文で表す)「実験から,色の違いは○○○○ためと考えられる。その理由は,

実験の結果から○○○○からである。」

(2) 研究協議(ワークショップ型)

    <視点1 授業規律・学習環境について>

    <視点2 指導技術について>

    <視点3 教材について>

    <視点4 実験技能について>

    <視点5 小中一貫教育の視点について>

 

(3) 指導講評

    ○非常に提案性のある授業であった。(教科書のトライの実験)

    ○棒グラフを各自に書かせて,予想させるのは非常によいアイデアであった。

    ○生徒が主体的に実験に取り組んでいた。動機付けが良かったからである。

     ○カラーサンドを使ってのモデル化もよかった。

    ○課題と結論が正対していた。

    △実験技能を確かにするために,実技検定の工夫が必要。

(例えば,「炎の強さは,3cmの青い炎をつくってください。」等,具体的に指示をする。)

    △小中一貫教育視点から,小学校と指導法もつなげたい。(板書,ノート指導等)

    △言語活動がゴールにならないように。              (文責 吉田 勇)

 

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