3 平成25年度
3.89 2013.2.15 10:30~11:30「中学校科学実験研修会」
日 時:平成25年2月15日(金):10:30~11:30
場 所:さいたま市青少年宇宙科学館 多目的教室2
講 師:岸田 陽一 (さいたま市青少年宇宙科学館 指導主事)
中村 篤 (さいたま市青少年宇宙科学館 指導主事)
豊田 由香 (さいたま市青少年宇宙科学館 主任指導主事)
受講者:教員6名
領 域:Ⅱ CST観察実験
概 要:中学校理科の教育課程に位置づけられている学習内容や発展的な内容について、教材の使用方法や実際の授業での活用方法について学びます。
主に、中学3年生の1分野の単元「運動とエネルギー」、「科学技術と人間」で利用できる教材について研修を行い、授業の中での活用を中心とした指導案を作成することを課題とします。
内 容:実験実技研修
1 大型滑車装置
・人が乗ったベンチを大きな滑車を使って引き上げる実験を行い、動滑車と定滑車の組み合わせによって、ロープを引き上げる力が変化することを実験しました。
2 エネルギー保存則実験器
・2本のレールの斜面の最高部から2個の金属球を同時にスタートさせた場合、どちらの金属球が先にレールの右端に到達するかを実験します。
・結果を予想し、自分の考えとそのように考えた理由をワークシートに記入して発表し合いました。
・2個の金属球の到達に差が生じ、予想を裏切る実験結果となり、授業で生徒に考えさせることの重要性を実感しました。
3 小型ペルチェ霧箱
・小型ペルチェ霧箱はドライアイスを使わず、氷水で冷やすことで放射線の飛跡を観察することができます。
・放射線源からの放射線の飛跡と空気中の放射線の飛跡を観察しました。
レポート課題は、今回の研修で取り組んだ実験を活用した指導案の作成を課しました。
(文責:中村 篤)